5年生 遠隔合同授業

 以前よりこのHPでもお知らせしておりました、5年生「算数」のローマ日本人学校との遠隔合同授業が今日の学習でいったん終了となりました。

 学習していたのは「面積の求め方を考えよう」という勉強で、平行四辺形や三角形、台形やひし形などの求積に関する学習です。学習計画時間は11時間を予定していて、合同で授業をしたのは、そのうちの5時間でした。

 今日の授業は、求積に関する学習のまとめとして、色々な形の面積を求めたり学んできたことを活かして問題を解くことで、学習を確認するという内容でした。

2つの三角形(画面の中)の面積は等しいか等しくないか。理由も考えて答える問題でした。

 今回が5回目ということもあり、回を重ねる毎に緊張も解けてきているようで、いつもの雰囲気で授業が進んでいき、発表も発言も活発に行われていました。

 同じ答えや理由でも、人それぞれ考え方や問題の解き方、説明での言葉の選び方や使い方に大きな違いがあります。それを発表し合うことでより深く学ぶことができました。また、画面の向こうの相手に自分の考えを伝えるためには、普段より情報を整理したり、順を追って丁寧に説明したりする必要があります。ノートをカメラに映す、タブレット端末の画面を共有するなどの方法を使って、相手を意識して伝えることができたように思います。

 

 これまでも学習の成果を発表し合う交流活動はWEB会議システム等を使って行ってきましたが、5年生や2年生が行っている遠隔合同授業は、1つの学習(単元)を一緒に学んでいくことでお互いを知り合い、色々な考えに触れたり違いに気付いたりすることで、子ども達自身の学びに広がりを持たせることを目標にしています。

 2年生の合同授業もあと1時間でいったん終了となります。

 

2022年11月22日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : moronaga

5年生の調理実習

 5年生の家庭科で調理実習を行いました。

 家庭科の「食べて元気に」という単元の学習をしています。この学習では、食事の役割と五大栄養素について知り、日本の伝統的な食事(和食)の主食と汁物である「ごはん」と「みそ汁」を調理することを目標にしています。

 そして今日は「ごはん」と「みそ汁」を作りに挑戦しました。

 4時間目にはみそ汁用のお出汁の香りが校舎内に漂い始め、5年生以外のおなかを刺激するいい匂いでした。

自分たちで作ったものは、とてもおいしい!

 ご飯は少し焦げてしまいましたが、またそれも香ばしく美味しかったようです。

 

2022年11月11日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : moronaga

小学部3年 買い物体験

 3年生は社会科でスーパーマーケットの学習をしています。

 その学習のまとめとして、学校近くのスーパーへ買い物体験に出かけました。

財布と買い物バッグを持って出発!

 もちろん出発前からテンションは高め。大きな声で「しりとり」をしたりお金が足りなかったらどうするか相談したりしながらスーパーに向かいました。

 スーパーでは、家の人から頼まれた物をメモを見ながら商品を選びました。商品探しもみんなでしました。

 今回の買い物体験は、教科書で学習した日本のスーパーマーケットにあるサービスや施設が、オランダのスーパーマーケットにもあるのかどうかを確認するのも目的の一つでした。試食コーナーやリサイクルボックス、トイレの有無、困っている人を助けるコンシェルジュサービスやお買い得商品の宣伝等々、それらを確認しながらの買い物でした。

 どうしても見つけられない物があり、みんなで棚を一列ずつ見て回ったり店員さんに聞いたりして、何とか買い物ミッションは完了!量り売りの野菜や果物もちゃんとシールを出して商品に貼り付け、レジで会計をしてもらいました。

レシートも忘れずにもらいました。

 雨に降られることもなく、元気に学校に帰ってきました。

 ご家族の皆様、協力いただきありがとうございました!

2022年11月10日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : moronaga

ローマ日本人学校と合同授業をしました!

 小学部5年生が、イタリアのローマ日本人学校の5年生と一緒に、算数の合同授業をしました。今回は1回目の合同授業だったので、今までに学習したことを使った算数のゲームを一緒にして、交流を深めました。

 まずはお互いの自己紹介です。

初めて会うローマ日本人学校の友達に、少し緊張しています。

 次に、「倍数と公倍数」で学習したことを使った、倍数たいそうをしました。数字を順番に唱え、例えば2の倍数の時にはペンを持つといったように、ある倍数のときにだけ動作を行うゲームです。最初は簡単でしたが、3の倍数の時には消しゴムを持つ、4の倍数の時には立ち上がる等の条件を増やしていくと、公倍数の時にいくつもの動作を同時に行うため、難易度が上がっていきます。条件が増えると今何をすればよいのか混乱するようになり、お互い苦戦していましたが、とても盛り上がりました。

頭と体をフル回転させて、頑張っています!

 最後に、先生から出された図形の一筆がきにチャレンジしました。まずは1人でかけるかチャレンジします。

図形の課題のデータをiPadに送り、ApplePencilを使ってかいています。
ロッテルダムの子ども達もローマの子ども達も、とても集中しています。

 できた結果は、ホワイトボードの機能やiPadのAirPlayの機能を使って画面を共有し、実際に図形をかきながらローマ日本人学校の友達にも説明しました。自分が見つけたかき方と違うかき方が出てきて、「そんなかき方があるの!?」と新たな発見もあったようです。

 11月からは1つの単元を通して、考え方を共有する場面で合同授業を実施する予定です。今回の一筆がきも、同じ図形でもいくつかのかき方が出てきました。普段の授業よりもたくさんの考え方に触れられるのが、合同授業のよいところです。次の授業でも、ぜひたくさんの考えを出し合ってほしいと思います。

2022年10月12日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : koyama

どんぐりのおもちゃで遊んだよ!

 小学部1・2年生は、学校にあるどんぐりの木から、両手いっぱいのどんぐりを拾いました。学校の正面玄関の近くにある木は、1年おきにどんぐりがたくさん落ちます。今年は、どんぐりがどっさりと地面に落ちていました。

 そのどんぐりを使って、みんなで楽しめるおもちゃを作りました。けん玉、こま、迷路、的あて、スライダーなど、工夫を凝らしたおもちゃをたくさん作りました。そして、中学生を招待して、自分たちが作ったおもちゃで一緒に遊びました。

 中学生が、1・2年生に遊び方を教えてもらって一緒に遊んだり、目線を合わせて話を聞いたりと、学年に合わせた接し方をしていました。

 

 異なる学年と交流する機会があり、1・2年生の子たちも楽しく活動することができました。これからも、多くの人と関わるチャンスを作っていきたいと思います。

2022年10月12日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : JSR

ブカレスト日本人学校と合同授業をしました!

 小学部1・2年生が、ルーマニアにあるブカレスト日本人学校の2年生と一緒に、オンライン授業をしました。今回が初めての顔合わせの授業だったので、まずはお互いの自己紹介と、ジェスチャーゲームをしました。

初めて会うお友達に、みんな少し緊張しています。
ジェスチャーでお題を上手に伝えられるかな?

 ジェスチャーゲームの後は、国語の授業です。今回は、漢字の神経衰弱をしました。プレゼンテーションの画面を共有して、お互いの学校が番号を言ってカードをめくっていきます。

神経衰弱はとても盛り上がりました!

 ロッテルダム日本人学校は、全校児童生徒が20名と、大変小規模な学校です。きめ細やかな指導ができるという少人数の良さがある一方、多様な考えに触れたり、みんなで協力して課題解決をしたりといった、協働的な学びの機会がどうしても少なくなってしまいます。

 これらの課題を解決するために、他の小規模な日本人学校と繋がり、遠隔合同授業を行う実践をすすめているところです。JSRの1・2年生も、ブカレスト日本人学校の友達と一緒に勉強ができて、とても楽しかったようです。今回は初回でレクリエーション的な内容が多かったですが、次はお互いの考えたことを発表し合ったり、1つの学習内容のまとまりを一緒に勉強したりして、単発での交流にするのではなく、継続した授業を実施する予定です。

小1~4年生で自主学習を紹介し合おう!

小学部1年生から4年生で、これまでに家庭学習で取り組んできた自主学習を紹介し合いました。

 ノートに漢字や計算の練習をした子

 自分が疑問に思ったことを調べた子

 工作をして作品を仕上げた子

 得意な絵を描いた子

 習い事をがんばっている子・・・。

 一人一人が取り組む内容はちがいます。しかし、自分ができることを伸ばしたり、苦手なことをできるようにしたりと、めあてをもって取り組むことができています。

 3・4年生は、「け・て・ぶ・れ」の方法を活用し、「計画・テスト・分析・練習」のサイクルで、自主学習に取り組んでいました。

 自主学習のよさは、自らが進んで取り組むことにあると思います。どんな内容でもよいので、子どもが自主的に学習に取り組み、「学ぶことの楽しさ」を実感できると良いなと願っています。

 

ふれあいランチ

今週・来週は、ふれあい委員会の児童生徒が企画した、
「ふれあいランチ」があります。

普段はそれぞれの学年の教室で昼食を食べていますが、
ふれあいランチの時間は、キャンティーン(日本人学校とNAISR共用の食堂)で、
2学年ずつ日替わりで集まって食べます。

今日は、小5と中2の児童生徒が一緒にランチタイムを楽しみました。

普段から学年を超えて仲の良いJSRのみなさんですが、
ランチタイムを一緒に過ごして、さらに仲を深めています。

お昼休みのできごと

 9月7日(水)のお昼休みに、いつも通り、子供たちと一緒にプレイグラウンドにいたときのこと。

 思い思いに自分のやりたい遊びを、いろいろな場所で繰り広げる子供たちの中で、ある小学校2年生の男の子が「ドロケイやろうよ」と言い始めました。普段だったら「こっちをやりたいから」と素っ気なく対応してしまう子もいたり、「いいよ」とは言ったものの、人数が集まらなければそのままフェードアウトしていく子がいたりと、中々上手くいかないこともしばしば。そんな中、

 その子はブランコの方へ行き、声を掛け。ジャングルジムへ行き、声を掛け。ぐるぐると動き回り、2分後には小学1年生~中学2年生まで全員が集まる大きな遊びの流れが出来ました。

 そしてその後みんなが一緒に「ドロケイ」をする姿。JSRの子供たちのもつ一体感が形になった瞬間だなあと驚きました。

 そして何よりも、みんなに声を掛け始めた子がいたから、この遊びが始まったことに気付いていた私は、とても興奮していました。その子がいなかったら、生まれなかった機会。この「行動し始めたことの良さ」が伝わるように、興奮を胸に秘めながら、担任の先生にこっそりとこの出来事についてお話しました。

 「みんなで」と思いながら過ごすことができる時間は、ちょっとだけ幸せな時間だなと感じました。

全校集会

 毎月第一月曜の1時間目に全校集会を持っています。今月は昨日(5日)でしたが、避難訓練があったため2校時に持ちました。

 今回の集会では、秋華祭のスローガンの発表がありました。

 スローガンは「虹 ひとつなぎの光」です

職員室側の階段にある掲示板に掲示していますので来校時に見てください。

 現在、JSRには7学年に児童生徒が在籍しています。この7つの学年が1つに繋がる発表になるようにという思いを込めたと、児童生徒会のみなさんが紹介してくれました。

 集会では色々な先生が話をされます。今回の集会は広島県出身の先生の話でした。広島県に関わる話に関連する図書室にある本の紹介でした。

 「広島と言えば?」との質問に、「お好み焼き!」「原爆」という声が中学部生徒から出されました。

 広島と言えば原爆、5年生はちょうど国語での学習と重なっているので、国語の授業を思い起こしながら先生の話を聞き、友達同士でコメントし合っていました。原爆に関する本の紹介もありました。

 もう一つ、広島と言えば、「もみじ饅頭」ということで、もみじ饅頭に関する本ではありませんが、木に関する本も紹介してもらいました。

 次の集会ではどの先生が話してくれるのか・・・。 楽しみにしていてください。

 毎回恒例の集会後の「ふれあいタイム」では、新しく編成し直したチームが発表され、3つのチームに分かれて「ドンじゃんけんゲーム」をしました。

 ラダーの両端からケンケンで中央に向かって進み、出会ったところでじゃんけん。勝ったらそのまま進み、負けたらよけて陣地に帰るというゲームです。
 久しぶりの「ふれあいタイム」ということもあり大変盛り上がりました。

転入生同士の戦い

 今回から勝ったチームには「ふれあいポイント」というポイントが与えられるようで、今後そのポイントは加算されていくようです。

 チームのポイントゲットのために、次回の「ふれあいタイム」が楽しみですね。