編入学のご案内

入学・体験入学お申し込み

■ 入学のお申込み

 本校に入学・転入学・編入学をご希望の際は、下記の手順でお申し込みください。

1.本校へ電話又はe-mailで入学希望の旨をお伝えください。
2.入学願書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入ください。
3.ご記入いただいた入学願書は、e-mailで添付いただくか、本校へ直接お持ちください。
4.「スクールバスの情報」が必要な方はe-mailでご連絡ください。

■ 体験入学のお申込み

 本校は、編入学をお考えのお子様やインターナショナルスクール・オランダ現地校に通うお子様向けに、体験入学を実施しております。
 ご希望の方は、下記の手順でお申し込みください。

1.本校へ電話又はe-mailで体験入学希望の旨をお伝えください。
2.体験入学申込み用紙をダウンロードしていただき、必要事項をご記入ください。
3.ご記入いただいた体験入学申込み用紙は、e-mailで添付いただくか、本校へお持ちください。

入学金・授業料・諸費用

内 容費 用
入学金300€
授業料660€/月(7920€/年)
 PTA会費30€/年 

※上記授業料は令和5年度のものとなります。

・バス通学費
 本校は、保護者様の送迎またはスクールバスでの登下校とさせていただいております。
 スクールバスは、ロッテルダム・セントラル方面、デン・ハーグ方面へ運行しております。
 ご希望の方は別途費用をご負担いただくことになります。
 詳しいスクールバスの情報が知りたい方は、E-mailで学校にご連絡ください。 ご案内をお送りいたします。

・教材費、諸費用
 学期ごとに教材費を徴収させていただきます。
 また、校外学習費・宿泊的行事費なども諸費用も別途徴収させていただきます。

学校保険制度について

「個人賠償責任保険Aansprakelijkheidsverzekering」加入のお願いと学校保険制度(団体傷害保険)について

1 「個人賠償責任保険Aansprakelijkheidsverzekering」加入のお願い

万が一の事故に備えて「個人賠償責任保険Aansprakelijkheidsverzekering」への加入をお願いいたします。

ご存じのように、日本の学校では、学校管理下における児童生徒の事故について、児童生徒の故意や過失にかかわらず、学校が加入する保険が適用されますが、オランダにおいては異なります。

本校においても、児童生徒が他の児童生徒を傷つけたり、施設や設備等を破損したりした場合、当事者による大きな故意や過失がない限り、保護者加入の保険を利用していただくことになります。既にオランダ国外の個人賠償責任保険にご加入されている場合は、示談代理交渉や弁護士費用補償等が付帯されていることを改めてご確認をお願いいたします。

2 学校保険制度(団体傷害保険)について

本校では、万が一の事故に備えて「学校保険(団体傷害保険)」に加入しておりますが、日本国内の学校保険とは異なり、セカンダリーカバー(第二次的補償)となります。

児童生徒がけがをした場合、第一次的に、保護者が加入されている健康(医療)保険で病院にかかる治療費等を補償していただきます。保護者が加入されている健康(医療)保険でカバーできない治療費について、本校の学校保険制度で補償することとなります。これがセカンダリーカバーです。

例えば、仮に治療費が保護者の加入する傷害保険で70%カバーされた場合、残りの30%が自己負担となります。その自己負担額が本校の学校保険制度の補償対象となります。

(1)保険会社:AIG Europe(Netherlands)NV

(2)被保険者:児童生徒、学校主催行事を手伝う保護者(70歳以下の方のみ)

(3)補償対象時間:

・児童生徒の就学時間(日課時間内)      

・児童生徒の登下校時      

・宿泊を伴う行事や課外授業等のイベント中

・児童生徒の保護者が学校主催行事を手伝っている時(学校へ行く途中や帰宅途中も含む)

(4)備考

 本校の加入している「学校保険制度(団体傷害保険)」は、JCCが窓口となり、オランダにある日本人学校2校と補習授業校4校が加入している学校保険です。

いずれにいたしましても、事故や怪我がないことが一番重要なことです。学校としても安全管理、指導を丁寧に進めていくべき、職員と連携し努めていきますので、保険加入についてご理解をよろしく賜ります。

必要な学用品

ご入学の際は学用品詳細をご覧いただき、必要なものをご準備ください。
オランダでは入手が難しいものもございますので、その際は学校へご相談ください。

進路について

■ 卒業生の主な進学先

茨城県立土浦第一高等学校
栃木県立宇都宮女子高等学校
千葉明徳高等学校
東京都立国立高等学校
東京都立新宿高等学校
青山学院高等学校
国際基督大学高等学校
早稲田高等学校
自由学園高等学校
神奈川県立小田原高等学校
慶応義塾湘南藤沢高等学校
桐蔭学園高等学校
桐光高等学校
静岡県立浜松北高等学校
静岡県立韮山高等学校
愛知県立岡崎高等学校
愛知県立岡崎北高等学校
愛知県立豊田西高等学校
立命館宇治高等学校
大阪府立千里高等学校
兵庫県立長田高等学校
岡山県立岡山城東高等学校
岡山県立倉敷青陵高等学校
立教英国学院 高等学校
帝京ロンドン学園
フランストゥレーヌ甲南学園高等学校
ドイツ桐蔭学園 高等学校
東海大付属デンマーク校
American International School of Rotterdam
Rotterdam International Secondary School
茗溪学園高等学校
nord anglia international school rotterdam等

■ 卒業生からの一言

○ロッテルダム日本人学校には小学校1年生の途中から中学卒業までの約9年間在籍しました。当時のロッテルダム日本人学校は、1クラス8人ほどで、学年に関係なく全員仲が良かったという印象です。今でも楽しかった思い出として残っているのは、毎週金曜日になると、同じスクールバスのメンバーの誰かの家に行き、みんなでサッカーやゲームなどをして遊んだことです。その頃遊んだメンバーの何人かとは、現在でもたまに会い、その時の話をして懐かしんでいます。
 また、ロッテルダム日本人学校は先生方がと ても優秀でやる気のある方が多く、熱心に勉強を教えていただきました。私は勉強より体育の時間のほうが好きだったので、あまりマジメに勉強をしていたという記憶はないのですが、自然と学力がついていたことに日本に帰国してから気づきました。
 このように、ロッテルダム日本人学校での生活には良い思い出しかありません。あの頃の生活をもう一度してみたいと思うことが時々あります。ですので、現在ロッテルダム日本人学校で学んでる人達にはそこでの生活を存分に楽しんでほしいと思います。勉強であれ、スポーツであれ、友達と遊ぶことであれ、なんでもいいです。それらは日本では経験することができない貴重な経験となり、自分にとって大切な財産になるはずです。
 是非、オランダでの生活、ロッテルダム日本人学校での生活を楽しんでください。
                                           (Y.T)

○日本の小学校からロツテルダム日本人学校の中学部に編入した日のことで、最も印象に残っているのが校舎だった。真新しいからというのもあっただろうけれども、日本の灰色やくすんだ茶色の廊下と比較して校舎内がとても明るいと思った。
 新鮮な驚きはそこにとどまらず、 卒業するまでの3年間の日本人学校での生活で、「日本にいてはこういうことを経験する機会はなかったのでは一。」 と思うことが度々あった。
 人数の面でいうと、とにかく一学年の数が少ない。転入当時、私のクラスには8人の生徒がいた。卒業の時は5人に減っていた。一学年に少なくとも4クラス、それぞれのクラスに平均40人という学校にいた私には、多少ショツクだったけれども、それを寂しいと感じる事は不思議に無かった。
 子供だから意識せずにやっているのだろうけど、人数が少ない中一人一人の生徒が互いに密接な関係を結んでいた。有利な点はそれだけではなく、先生達が各生徒に丁寧に接することも可能である。これは子供の人格形成には、後々とても大事なことである。何故ならば、学校という場所は社会を凝縮したものであり、そこで子供達は人間関係の土台を築いていくからだ。
 文化の面から言っても、 日本にいる時よりも日本人学校での方が学ぶことは多い。
 代表的な例で言えば和太鼓。私が日本人学校に来た年に、 ロツテ・マース河太鼓が初めて運動会で披露され、今では太鼓の数も増え、アレンジされて後輩達に受け継がれている。 先日文化祭に行って強く感じた事が、習字や茶道のデモンストレーションの時の子供達の説明の仕方が明解で丁寧だということだ。必ずしも蘭語や英語を巧みに操れる子供達ではないにしろ、妙な恥じらいもなしに見学に来られた現地の方々と接している様は誰が見ても微笑ましい。一人一人の表情がとても柔らかく明るかったことを覚えている。そして、 ここの生徒であったことを思い出し、得した気分になった。
 日本の教育現場の現状は厳しい。いじめ、非行や未成年犯罪などの問題は高校生に限らない。ただ、これらは少し気を付けてそれぞれの子供の様子を見ていれば防げたかもしれないと思うとやり切れない。
 私が日本人学校にいた頃は、それらの問題は皆無だった。何故かは先に述べた通り、人格形成に力を入れる余裕があるからである。
 日本のように大勢の人間に囲まれ、揉まれながら育つのも良いけれど、それよりも毎日ロツテルダム日本人学校の様な場所で、大らかな姿勢で、柔らかい環境で育てられた子供達は、優しく、かつ芯の強い人間になる。
                                         (E.Y)