中学部 職場見学

9月28日(木)に中学部で職場見学へ行きました。

行先は、①World Trade center ②Fuji Trading B.V. の2つです。

午前中、セントラルにあるWorld Trade Centerで職場見学を行いました。

まず初めに、いくつものオフィスがある複合型のビルがどのようにできあがったのか、歴史的背景を学びました。

次に、おしゃれなオフィスで行われている会議の様子を見ながら、ロッテルダム日本人学校の旗を印刷してくれたPrinterProを訪れました。

Ricohの印刷機などもある印刷所では、生活のいたるところで見られるポスターや印刷物がどのように作られるのかを目の当たりにし、作業工程を見学しました。

職員の方が行う英語での丁寧な説明を聞き取ろうと真剣に聞いています。

午後はロッテルダム日本人学校にも協賛をいただいているFuji Trading B.V.を訪れました。

長い航海に出る船に物資を供給したり、様々なサポートを行う仕事の話を興味津々に聞いています。

検品作業や出荷準備を行う倉庫を見学したり、水上TAXIに乗って実際の港の様子を見学させていただきました。

今回の職場見学のねらいは「将来どのように働いてみたいか、将来を見立てていく力を育む」です。世の中には多種多様な働き方があります。イメージをもつためにも実際に働く現場を見ることは大切です。そして、日本とは違うこのオランダで職場見学を行うことは、貴重な機会となると思います。World Trade Centerでも、Fuji Trading B.V.でも生徒は職員の方に質問をしました。

「この仕事の魅力は何ですか」「なぜこの仕事に就こうと思いましたか」

答えに共通しているのは、

「国を超えて多種多様な人と関わることが楽しい」

「自分でマネジメントをしていくことにやりがいを感じる」

「チャレンジをしてみたい」

生徒が将来このようなことを思えるような職に出会えるよう、キャリア教育を進めていく予定です。

2023年9月29日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : minekawa

図書委員の読み聞かせ

 図書委員による読み聞かせが、朝の時間とお昼の時間の2回に分けてありました。

 小学部1・2年生は中学部2年生が、小学部3・4年生には小学部5・6年生が行いました。

1.2年生への朝の読み聞かせは「ネズミ君のチョッキ」と「がっこういこうぜ!」

読み聞かせの後に、1年生と2年生で役割読みをして、楽しんでくれているとか。

たくさん読んで上手に読めるようになったら、中学部2年生に読み聞かせする!と意気込んでいるそうです。

3・4年生への朝の読み聞かせは「バムとケロのそらのたび」

3・4年生向けの本は、お話が長かったため、朝のつづきをお昼の時間に読み聞かせしました。

「としょかんライオン」と「ねこのなまえ」を読みました。和やかなランチタイムになりました。

 JSRでは、朝読書の時間を設けています。どの児童生徒も自分の興味のある本を読める楽しみな時間となっています。しかし、読み聞かせは読書とは違った楽しみがあり、聞く方も聞かせる方も、大好きな活動の一つとなっています。

教室の高さは・・・

中学部3年の数学では、相似の学習をしてきました。単元の最後「相似の利用」の学習で「教室の高さはどのくらいでしょうか?」と学習問題を出しました。さて、中学部3年の二人は何をしたかというと・・・

「俺の身長が181cmだから・・・」「身長に1m定規を足して・・・」と測定を始めました。その方法で測れれば、もちろんこの方法でもOKですね。他にも、教室内にある定規を二人で協力して足して、直接教室の高さを測ろうとこんな事もしていました。

この方法も、もちろんアリです。だいたい〇cmくらいなんじゃないか、と見当がつきました。

そして、ここで二人は気づきます。「絶対に相似の考え方を使って計算できるはずだ!」と。その後、壁と床を利用して相似な直角三角形を作り、無事、教室の高さを計算しました。

計算を終えて、また問題が発生です。先ほど直接測って見当をつけた値と、相似の関係を使って計算した値がズレていました。ここで二人はまた考えます。計算過程のどこで間違えたのかと…。そして、「直角三角形の1辺の長さを測り間違えた。」と気づきました。

この1時間を通して、中学部3年の2人は何回も試行錯誤しました。直接測定をして数値の見当をつけ、学習してきた相似の考え方を使って計算した数値と比較検討して、どの程度正確なのか確かめ、誤差が生じていれば計算過程のどの部分に問題があったのかと自分たちの思考を振り返ることまでしていました。数学「を」学ぶのではなく、数学「で」学んだ1時間となりました。

2023年9月25日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : sugiyama

はじめての水泳学習!

 6日(水)にはじめての水泳学習に出かけました。学校からバスに乗って10分ほどのところにあるプールで行いました。バスの中では、「泳げるかなぁ~。」「緊張するなぁ。」とドキドキわくわくを隠せない様子でした。

 着替えてからは、プールサイドで説明を聞きました。その後、みんなでプールに入り、色々な泳ぎ方を試しました。そこから、レベルに応じて4つのグループに分かれました。

 浅いプールで水に慣れたり、ビート板を抱えて浮いたり、深さが3m50cmあるところで、飛び込みをしたりしました。時間が来ると、「もっとやりたい!」「今度はいつ?」と次の水泳学習を楽しみにしている様子でした。

避難訓練

 9月5日(火)に、隣のNAISRと一緒に避難訓練を行いました。

 今回は、火事の場合の避難の方法を学びました。事前に火事の時に、どんなアラームが鳴るのか、避難する時は、どこを通って避難するのか、などを確認しました。

 避難にかかった時間は、2分ほど。スムーズにプレイグラウンドに避難することができました。

委員会活動

 JSRでは、小学部5年生以上が委員会活動を行っています。環境委員会、図書委員会、ふれあい委員会の3つの委員会があります。
 環境委員会は、ハンドソープの管理や教室整理整頓などの美化活動。図書委員会は、図書の貸し出しや、先日ブログでも紹介したしおりコンテスト等を行っています。ふれあい委員会は、縦割りグループでのレクリエーションの企画・進行をしています。今日は、夏休み明け最初の委員会で、今後の活動について話し合っているところです。

 それぞれの委員会の取り組みは、随時、ブログの中で紹介していきます。

中学部体育「走り高跳び」

 8月19日から、ハンガリーのブダペストで世界陸上が始まりました。日本人選手の活躍もニュースで耳にしますし、オランダでも盛り上がりを見せています。昨日は女子の400mハードルで、オランダ人選手が金メダルを取る活躍がありました!

 さて、JSRの中学部も、夏休み明けから陸上競技の内容に取り組んでいるところです。まずは、走り高跳びを行いました。

 それぞれ跳ぶ高さの目標を立てて、踏み切りや助走の仕方を試行錯誤しながら、良い記録を目指して頑張っています。

2023年8月25日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : koyama

太鼓「なみはや」の練習が始まりました!

 夏休みが終わり、小学部5年生以上は、秋華祭で披露する太鼓「なみはや」の練習を始めています。今年は4月のKing’s Dayでも「なみはや」を演奏しましたが、小学部5年生、中学部1年生を加えて、新たなメンバー・新たなパートでのスタートを切りました。

 昨年度も経験している子たちが、はじめての子たちに、リズムを丁寧に教えています。運動会・ジャパンフェスティバルで演奏した「マース河」と、今回の「なみはや」は、これまでの先輩方から代々受け継がれてきたものです。このロッテルダム日本人学校の伝統が、また今年も受け継がれていくのを感じます。

 みんなのやる気を見ていると、聞く人の心に響く、素敵な演奏になる予感がします。本番まであと2ヶ月、全員が一丸となって頑張ります!

第九回 教職員からの推薦図書~中学部生徒へ~

 7月12日~7月14日の3日間、校長先生から中学生への本紹介&読み聞かせがありました。読み聞かせの本は、「黒い小屋のひみつ」でした。小学生中学年・高学年を対象とした本ですが、展開が速く中学生も大人も楽しめる物語です。読み聞かせは、主人公とその友達が黒い小屋に入り、いつもとは違う奇妙なことが始まる場面まででした。この物語は、ストーリがおもしろいだけでなく、友情や勇気、その他のテーマもちりばめられており、深い学びとなる一冊です。JSR中学部の誰が、この物語を読み進めるため、校長先生に本を借りに行くのでしょうか。話の続きも気になりますが、中学生の動向も気になるところです。

・窓際のとっとちゃん 著:黒柳徹子

・黒い小屋のひみつ  著:丘修三


2023年7月17日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : ijichi

第七・八回 教職員からの推薦図書~中学部生徒へ~

 第七回は、「とにかく楽しく読める本」ということがテーマでした。「視点を変えると、見方ががらりと変わる」というメッセージと共に、推薦図書の興味深い点を紹介しました。映画化された作品でもあり、生徒からは早速「読んでみたい」と、声が上がっていました。

・県庁おもてなし課  著者:有川浩

 第八回は、詩集の紹介でした。「詩集を読んでいると生徒の顔が浮かんでくる。」と、いくつかの詩を紹介し、その詩のイメージから思い浮かぶ生徒を発表しました。生徒たちからは、照れた声と笑みがこぼれていました。詩に対して少し苦手意識があった生徒たちですが、身近に感じるきっかけになったのではないでしょうか。

・のはらうたⅠ~Ⅳ   著者:くどうなおこ

2023年6月30日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : ijichi