中学の理科では、化学の分野に入っています。化学といえば実験ですが、教師の指示で動くのではなく、自分達で考えながら実験を進めるように伝えています。また、理科の実験は、内容の理解はもちろんのこと、安全に段取りよく進めるために手順を考えたり、手先の器用さが求められたりと、様々な能力を身に着ける時間でもあります。

中1では、「謎の物質Xの正体をつきとめろ!」という課題をクリアするために、実験方法、実験準備、当日の実験まで生徒自身で行いました。謎の物質Xは、食塩、重曹、片栗粉、砂糖のどれかなので、まずは4種類の物質の特徴を知るために、水に溶かしたり、加熱したり、双眼実体顕微鏡で粒を観察するなど、思いついた方法をいろいろ試しました。謎のXを確定させたときは、嬉しそうでした。

中3では、イオンの学習をしています。中2で学習した塩酸の電気分解を実験器具の準備から行いました。昨年のことを思い出しながら、必要な物を相談しあって選んでいました。さすが昨年も行った実験だけあって、手際よく実験を進められました。同じ実験でも、イオンについて学習したあとに観察すると、さらに理解が深まったようです。

中2では、カルメ焼きづくりにチャレンジ。重曹を入れてしばらく混ぜると、プクプクと泡が出てきて一気に膨らんでいく様子に、「おー!すごい!」と嬉しそうに観察していました。完成したカルメ焼きは、休み時間に小学部の児童におすそ分け。重曹が多めなので少し苦味があるのですが、大人気でした。
