今日から冬季休業に入りました。

中学部美術作品 「太鼓をうつ人」

 12月22日で今年のJSRの授業はすべて終了しました。

 JSRは2学期制ですので終業式は行わず、全校集会を持ちました。

 校長からの話の後、環境員会より12月に活動していた「読書名人」の表彰、その後、新年に活動を予定している「読書ビンゴ」の説明がありました。

表彰された皆さんです。
「読書ビンゴ」の説明。さすが中学ともなると電子黒板を使いこなし原稿も見ずに説明します。

 その後、第2回の英検の合格証の伝達を行い、2022年の教育活動を終了しました。

 JSRは2学期制ですので、22日は終業式ではありませんでしたが、夏休み明けからの4か月間を振り返る良い機会としてほしいと願っています。この4カ月間、新たな仲間が増えた一方、長い間一緒に勉強してきた友達との別れや突然の訃報もありました。10月の秋華祭では、日頃の学習の成果を思う存分表現し成功させました。大きな行事での成長はもちろんですが、日々の学習や活動の中でも、成長を感じる4か月間だったと振り返っています。

 来年は卯年ですね。児童生徒の皆さんの更なる飛躍を期待しています。

 みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。

 2023年もJSRをよろしくお願いいたします。

あと1日

 冬季休業に入るまであと1日の登校となりました。明日は、5時間まで通常授業を行い、6時間目には全校集会を持つ予定にしています。

 JSRは2学期制ですので「終業式」はありませんが、一つの節目として、また、新年を祝うという貴重な日本の伝統的習慣、文化を体感する期間であることを全校みんなで確認し、より楽しく有意義な休みになるように集会で話していきたいと思っています。

 先週の冷え込みは「オランダの冬」をガツンと感じさせるものでしたね。金曜日にはスクールバスも運休となり、徒歩での登校もずいぶんと危ない中ではなかったのではないかと思います。

週末、学校近くの湖は完全に凍り、スケートを楽しむ人で賑わっていました。

 先週からの発熱などによる欠席も落ち着いてきていますが、まだ発熱やのどの痛み、咳などにより欠席している児童生徒もいます。一日も早い回復を願うばかりです。

 どうぞお大事にしてください。

寒い日が続いています!

 今週は冷え込んでいますね。天気は気持ちの良い快晴が続いていますが、日中の気温もほぼ0度ぐらいで、プレイグラウンドに落ちている葉っぱも凍ったままです。

 JSR裏の出入口付近(ゲート付近が少し傾斜になっています。お越しの際は滑りやすいいですのでお気を付けください。

学校裏の運河はまだ完全には凍っていませんが、凍っている範囲は広がっています。

 さて、昨日から体調不良を訴えての欠席や早退が相次いでいます。主な症状は発熱、鼻水、喉の痛み・・・ 

 隣のNAISRでも多くの子ども達が欠席しているようです。

 そして、体調を崩しているのjは子ども達だけでなく、多くの大人の方々も発熱、鼻水、喉の痛みに苦しんでおられるようです。

 みなさん、どうぞお大事にしてください。  

 

 

12月5日 シンタクラース

 今日はシンタクラースの日(シント・ニコラスの誕生日)です。

 プレゼントは先週届けに来てくれました。が、それだけではなく、今日はシンタクラースに謁見することができました。

最初にシンタクラースの歌(オランダ語)で歌い、シンタさんの誕生日のお祝いしました。
その後、シンタクラースが持っている赤い魔法の本。そこに書かれていたそれぞれの学年の頑張りについて褒めてもらいました。

 10分ほどの短い時間でしたが、最後にもう一曲歌を歌い、チョコをもらって記念写真を撮って謁見を終了しました。

 

 中学部も謁見をしました。謁見の最初の感想は「でかい!」だったようです。そうです。シンタクラースは身長が高くて、とても大きな人です。

 中学部は、一人一人自己紹介と、今年の振り返り、来年の目標を発表しました。中学部生徒にとっても、とても価値ある経験となりました。

シンタさんの服とシンタさんにもらったチョコ。
本日のキャンティーンランチ 

 さて、スペインからきていたシンタクラース(シント・ニコラス)は、一連の行事をオランダ国内で終え、明日、誰にも知られずにそっとスペインに戻っていくそうです。

 シンタクラース、ありがとう!

 また、来年会いましょう!

<おまけ>

 シンタクラースに関しては、子ども達も色々と思い悩むこともあったようです。JSRで耳にした子ども達の思いを一部紹介します。

・リカちゃん(人形)がほしいけど、シンタさんは日本語が分かるかな。

・シンタさんが来たらサンタさんが来ない、サンタさんが来るならシンタさんは来ないんだって。どっちがいいんだろう。

・人参が黒くなって腐ってきてるけど、これだとオーゾースネイルがお腹こわすんじゃないのかな。

・シンタさんはどうしてオランダだけに来るんだろう。

令和5年度児童生徒会役員選挙

 来年度の児童会生徒会役員を決める、立会演説と選挙が行われました。

 今回は3つの役職に5人が立候補しました。

立会演説会の様子

 JSRをどのような学校にしていきたいか、そのために、どんな活動をしていくのか、演説で訴えかけました。どの候補もしっかりとした考えを堂々と発表していました。

選挙は昼休み図書室で行われました。

 5人の候補者の皆さん、選挙活動も含めてご苦労様でした。自分で児童会生徒会役員に挑戦してみようと立候補を考え、実際に行動したこと、できたことに大きな価値があります。

 選挙結果は、当選・落選がはっきりとします。これは仕方がないことです。

 ですから、当選した人はできなかった人の分まで、しっかりと自分の公約を果たせるように頑張って活動してほしいと思います。

 そして、残念ながら当選がかなわなかった人は、次の機会、活動にあなたの力を活かしていけるよう、さらなる挑戦を期待しています。

活動の振り返り

 保護者の皆様、JSRでは大きな交流活動を行うごとに振り返りを書いています。ご覧いただいたことはあるでしょうか。掲示の場所は1階中学部教室前の廊下です。

小学部

 本校が大事にしている「Warm Heart」「Smile」、「Welcome & Thanks」、「Show interest」、「Compliment」)の視点で、相手を思いやる気持ちについて振り返りをしています。他校との交流だけでなく、運動会や秋華祭など、それぞれの活動を振り返り、次に生かしていけるようにしています。

 ちなみに、この振り返りは、子ども達がJSRに入学・転入してきてからずっと書きためているものですので、懐かしい姿(写真)も見ることができます。

中学部

 学校にお越しの際は、是非ご覧ください!

ピートが来た!

 シンタクラースに向け、JSRの小学部でも窓辺に人参を入れた靴とコップ一杯の水を保護者の皆さんにお願いして用意してもらいました。

1・2年教室

 人参と水はシンタクラースが連れている白い馬(オーゾースネイル)のためのもの。ピートがプレゼントを持ってきてくれた時、馬のために持って帰るのだとか・・・

 じゃあクリスマスの靴下と同じように前日に用意すればいいんじゃないの?と思っていましたが、すでにシンタクラースはオランダに上陸していて、シンタさんんもピートも毎日、色々な町を訪れているようです。そして、ピートはプレゼントの時だけではなく、時々家にやってきては人参をかじったり水を飲んだり、クッキーやチョコレートと交換することもあるようです。

 少し早めに人参と水を用意するのは、そのためなのだそうです。

3・4年教室
3・4年教室

 

 用意をする前は何人かの男子児童から「靴が臭かったらどうしたらいいですか?」という質問(ザ・男子の質問)もありました。もしかすると家で準備する時に、あれこれと悩みながら自分で用意した人もいるのかもしれません。保護者の皆様、いかがでしたでしょうか。

 人参と水を用意して今日で4日目。人参と水は変わらず・・・でもなく、早くもピートは置いてある人参をかじって帰ったり、水を飲んだりしているようです。

 朝、学校に来たらそれぞれの子ども達は自分の人参や水をチェックしているようで、「人参にかじった跡があった!」「水が半分ない!」とピートの仕業を報告してくれています。

5・6年教室

 さあ、JSRでの準備は整っています。あとはピートがプレゼントを持ってきてくれるのを待つだけです。シンタさん、よろしくお願いいします!

 

学校の掲示あれこれ

 JSRでは、児童生徒の学習の成果物や作品を廊下などの公共スペースに掲示しています。それ以外にも委員会や学級活動の一つとして、作品やお知らせなどが掲示されています。

 JSRの委員会や学級活動の作品やお知らせには、どんな掲示物があるでしょうか。

1.2年生のダンゴムシニュース 
シンタクラースの飾り付け
5年生の週間占いは、先生たちも毎週チェックしています。
5年生の折り紙コーナー
環境委員会  12月5日は、1・2年生に自分たちのお薦めの本を紹介してもらいます。
ふれあい委員会  全校集会の後に「ふれあい」を目的にみんなで遊んだり、クイズを出したりします。

 委員会活動や学級活動は、学校生活をより良くするための学習活動です。全校児童生徒、もしくは学級のみんなが楽しく幸せに学校生活を送ることができるようにする!というのが活動の前提にあります。自分たちの力で学校やクラス全体をより良くしていこうする活動では、友達との協力や計画的実行力等々の育成だけでなく、社会性を身に付けたり自己存在感や有用感を友達や先生との関係の中で築くことができます。

 また、自分たちで考え計画を立て、行動し振り返り、そしてその振り返りを生かして次の活動を考え計画する・・・とセルフマネジメントの手法も体験的に身に付けていきます。

 JSRでは、教科の勉強(認知能力だけでなく、このような活動を通して得られる力(非認知能力)
)の育成にも力を入れています。

シンタクラースがやってきた!

 オランダの町も少しずつクリスマスの飾り付けが見られ始めました。

 しかしオランダにはクリスマスより大切な「シントニコラス祭」というものがあり、サンタクロースではなく「シンタクラース」という人がやってきます。

 シンタクラースとは聖ニコラス(シント・ニコラ―ス)のことで、12月5日が誕生日とされています。この誕生日を祝うのがシントニコラス祭で、オランダの国中が盛り上がります。シンタクラースはサンタクロースの原型とも言われているようす。

 シンタクラースはスペインに住んでおり、毎年、11月中旬ごろに蒸気船にのってオランダにやってきます。港のある町にはもちろん船で、港のない町々には馬や馬車、鉄道で。時には消防車にのってやってくる場合もあるようです。そして、馬車に乗ってそれぞれの町をパレードします。その様子はテレビでも中継されるほどです。

パレードでは、子ども達がシンタクラースの歌を歌って出迎え、シンタクラースと一緒に来たピートがお菓子やクッキーを子ども達に投げてくれます。

シンタクラースのパレード

先週1・2年生の外国語の授業でオランダのニュース(子ども向け)を見ていると、シンタクラースの乗っている汽船に穴が開いて海水が流れ込んでいるためオランダへの到着が遅れるかもしれないと報道されていました。しかし約束通り、週の土曜日、11月12日に無事にオランダに到着しました。

シンタクラースは「シンタクラースの書」という大きな赤い本を持っており、その本には、それぞれの子どもが1年間良い子だったか悪い子だったかが書かれています。良い子にはプレゼントを、悪い子はスペインに連れていかれるのだそうです。

パレードには地域の人や子ども達も参加します。中央の男の子はピートの衣装を着ています。

シンタクラースと一緒にやってくるのは、ピートと白い馬です。

ピートはおっちょこちょいでいたずら好きです。12月5日の夜(それぞれの家庭により違いがあるようです)に、子ども達へのプレゼントをシンタクラースの指示で届けてくれるのはこのピートです。しかし、その配達した時、ピートは家の中を荒らしていくと言われています。

白い馬はオーゾースネイル(OZOSNEL=すごく速い)という名前で、シンタクラースはスペインに帰る12月6日(誕生日の翌日)まで、この馬で色々な町や家々を回ります。

シンタクラースからプレゼントをもらうために、子ども達が用意するものが2つあります。まずは自分の靴に人参、そして一杯の水。これはどちらもオーゾースネイルのためなんだそうです。ピートのために角砂糖などを置く場合もあるようですが、本校では「虫歯になるとかわいそうなので、人参と水だけにしてあげて下さい。」とオランダ人の先生からのお願いがあったので、自分の靴に人参、そしてコップ一杯の水を用意する予定です。人参と水は「何日に置いておく」という決まりがあるのではないようで、それぞれの家庭で早い時期から置いたり、ギリギリになってから置いたりと様々なよう。早くから用意していると、時々、人参や水がなくなりチョコレートやクッキーがその代わりに置かれていたりすることもあるようです。

そしてプレゼントには、子ども達にシンタクラースからのメッセージが添えられています。よく頑張ったといった良いことはもちろん、時には努力しないといけないことも書いてあるのだとか。なぜならシンタクラースは持っている赤い本には全ての子ども達の所業が書いてあるので、全てをお見通しとのことです。

もしかすると、このJSRにもシンタクラースが来てくれるかもしれません!

楽しみに、そして良い子にして待ちましょう!

 

新しい仲間

 JSRに新しい仲間が増えました。

 

 今日の朝は、臨時の集会を行いました。

 転入生の2人は少し緊張していた様子でした。迎える児童生徒は皆、「大歓迎!」の満面の笑みでした。

 JSRの児童生徒を代表して生徒会長が「小さな学校なので、直ぐに仲良くなれると思います。」と歓迎のあいさつをしました。

 早くJSRに慣れていってほしいです。 一緒にJSRを楽しみましょう!

早速、自己紹介
みんなで教室内を案内中