令和6年度 入学式

 4月11日(木)、令和6年度の入学式が行われました。

 チューリップを始め、様々な花が咲き誇るオランダの春の季節の中、
在オランダ日本国大使館特命全権大使 南博閣下をはじめ、多くのご来賓、保護者の皆様の出席のもと、入学式を挙行することができました。

 校長先生から、新入生の皆さんへ向けた祝辞と、新入生の入学認定が行われました。

 南大使をはじめ、3人の来賓の方々よりご祝辞を賜りました。南大使からは、小学部の新入生には「学校で勉強することは、これから色々な人たちと生きていくために大切なこと」、中学部の新入生には、「これから自分が何をやりたいのか、それを見つけて自分の可能性を試してほしい」というお話をいただきました。

 

 在校生からは、小学部の児童会長、中学部の生徒会長から、歓迎の言葉を述べました。
JSRの行事の紹介や、「Warm Heart」を合い言葉にみんなが仲良く過ごせるように取り組んでいることなどを伝えました。


 新入生からも代表の挨拶を行いました。様々な世界の人々とかかわることや、オランダにいるからこそできることに果敢に挑戦し、努力していきたいという思いを述べていました。

 

 また、入学式の後に、児童生徒の集合写真を撮影しました。今年度も、JSRの児童生徒が一丸となって頑張っていきます!

2024年4月15日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : koyama

令和5年度 卒業証書授与式

 3月15日、オランダでも春の訪れを感じる中、今年度の卒業証書授与式が挙行されました。
小学部5名、中学部2名の卒業生に卒業証書が手渡されました。

 中学部の代表の生徒が、卒業生代表の言葉を述べました。
これまでのJSRで学んだこと、友達への思い、家族への感謝など、
気持ちのこもった素敵な内容でした。

 また、今年度は全校生徒で、送別の歌を式の中で歌いました。
この日のために、たくさん練習をしてきました。
これまでにお世話になった先輩への感謝の気持ちを込めて、
素敵な歌声を届けることができました。

 また、在オランダ特命全権大使 南博閣下をはじめ、
お忙しい中多数のご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席をいただきました。
多くの方々が見守られて、卒業生はこのJSRを巣立っていきました。

2024年3月19日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : koyama

スクールフォトレポート 3

 パナソニック教育財団のスクールフォトレポートに、本校の取り組みが掲載されました。以下のURLにアクセスすると、表示することができます。

 小学部4年生の児童が、イタリアのローマ日本人学校の4年生と道徳の授業を行った様子を紹介しています。ぜひご覧ください。

 https://www.pef.or.jp/school/grant/school_photo/20240307_04/

2024年3月7日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : koyama

全校合唱の練習

 卒業式まで、いよいよあと10日となりました。
JSRでは毎年、自分たちで歌いたい曲を決めて、全校合唱を行っています。
今年度決めた曲は、スピッツの「空も飛べるはず」です。
今日は、2回目の全校での練習で、音楽の先生の伴奏に合わせて歌いました。

 低音パートです。音を取るのが難しいですが、高音パートにつられないようにしっかり声を出していました。

 こちらは高音パートです。大きな声で主旋律を歌っています。中学生は、さらに高いメロディで歌うパートもあります。

 今年度は、卒業式でこの全校合唱を行う予定です。それぞれの学年の最後を飾る、思い出に残る合唱にしてほしいと思います。

現地校との日本文化紹介

 2月6日に、今年度2回目の日本文化紹介がありました。今回は交流のある現地校のヒルデガルド校と火の鳥小学校の2校の子どもたちが来てくれました。

 1回目のNAISRとの日本文化紹介の後、各グループで振り返りを行いました。NAISRの子たちが楽しんでくれた、行事を自分たちの力でやり切った、という思いがある一方で、話を聞いてもらえない時があった、勝手に動いてしまって困ったという話がありました。

 NAISRとの日本文化紹介もとても良い雰囲気でしたが、さらに良くしようと、「伝える言葉をシンプルにしてみよう」「見本をはっきり見せよう」「もっと大きな声で説明しよう」等、改善したい点が出てきました。そしてまたグループごとに準備をすすめて当日を迎えました。

 

 そして迎えた当日。
 相手の子たちが少し早く来たのですが、「Welcome & Thanks」の気持ちをもって、学校の案内をしたり、けん玉やこまなどの遊びをしたりすることができました。

 日本文化紹介の中では、振り返りを生かして、相手に伝えることをより意識した発表になったと思います。自分たちで改善点を見つけ、さらに準備することができたのは、とてもよい経験だったのではないでしょうか。また、今年度は、児童生徒会が主体となって行事の計画から行ってきました。この経験を日常の委員会活動の中や、次の行事へと生かしてほしいと思います。

2024年2月7日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : koyama

NAISRとの日本文化紹介

 今日、お隣のNAISRの子どもたちを招待して、日本文化紹介の行事を実施しました。今年度は、JSRとNAISRの子たち同士が、たくさん交流できる時間を持ちたいという思いから、「みんなで一緒に遊べる日本の遊び」をそれぞれのグループで考えました。

 まずは、オープニングセレモニーでのソーラン節と太鼓の演奏です。ソーラン節のキレのある演技、迫力ある太鼓の演奏をNAISRの子たちに楽しんでもらえました。また、オープニングセレモニーの進行は、小学部5年生が行いました。

司会進行は5年生です。

入り口には小学部2年生が作ったウェルカムボードを設置しました。

 オープニングが終わると、次はいよいよ遊びの時間です。「フルーツバスケット」「玉入れ」「しっぽとり」の3つの遊びを順番に行いました。事前準備のときには、ルールをできるだけ具体的な言葉で書き出し、相手に伝わるように考えました。英語での説明文も自分たちで考えました。

約70人でのフルーツバスケット。とても盛り上がりました!
玉入れでは、”One!” “Two!” と、全員で元気な声で結果を数えました。

しっぽを同じ数取った人でグループを作り、お互いのことを紹介し合いました。

 終わった後、少し振り返りをしたのですが、自分たちの力で日本文化紹介の企画・進行をやりきった達成感を感じているようでした。「とても疲れた」とは言っていましたが、自分たちで頑張ったからこその疲労感かなと思います。NAISRの子たちに喜んでもらえて、とても充実した会になりました。

2024年1月31日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : koyama

日本文化紹介の招待状を渡しました。

 いよいよ日本文化紹介の本番が近付いてきました。休み時間には、それぞれのグループが声を掛け合って、一緒に遊ぶゲームのルール説明を英語に翻訳したり、使う道具の準備をしたりする姿もみられます。今日は、3・4年生が作った招待状を、お隣のNAISRの子どもたちに渡しに行きました。

 3・4年生の子どもたちが、英語で招待状の内容を伝えているところです。
少し緊張していましたが、相手に伝えようという気持ちをもって、
一生懸命説明できました。

 来週がNAISRとの日本文化紹介です。
NAISRの友だちと、たくさん交流できるといいですね!

2024年1月22日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : koyama

着衣水泳

 今年度は、月に2〜3回、継続して水泳学習を行っています。4つのグループに分かれて、インストラクターの方に指導して頂いているのですが、今回は、1番泳げるグループの子たちが、着衣水泳に取り組みました。服を着て、靴も履いたまま、飛び込み台から飛び込んで泳ぎました。

 オランダには至る所に運河があるため、水難事故から身を守るために、「ディプロマ」と呼ばれる水泳の資格を取ることが義務づけられています。ディプロマを持っていないと、公共のプールでの水遊びが制限されるということもあります。
 日本の水泳学習と違う点は、泳法を学ぶ学習よりも、この水難事故から身を守るための練習に重きを置いているというところです。どの段階のグループでも、まずは自分が助かるための泳ぎ方を学んだり、紐の付いた浮き輪を投げて、水の中にいる人を助ける練習をしたりしています。

 「服が体にくっつく。」「泳ぎづらい。」「プールから上がるのがすごく大変。」等と、なかなか大変だったようですが、繰り返し頑張って泳いでいました。そして次回、ディプロマのテストを受ける子もいます。この練習の成果を発揮できるように見守っていきます。

日本文化紹介 オリエンテーション

 今年度も、日本文化紹介に向けた事前学習が始まりました。日本文化紹介は、お隣のNAISRと、近くの現地校のヒルデガルドの子たちを招待して、太鼓やソーランの演奏をしたり、日本の遊びを紹介したりする行事です。

 昨年度までは、まずは先生が大まかな流れを説明するオリエンテーションを行っていましたが、今年度は、先日選出された、新児童生徒会の執行部が中心となって、全校児童生徒に説明をしました。オリエンテーションの前に今年度の日本文化紹介のめあてを決めたり、スライドを作成してわかりやすく説明できるように準備をしてきました。

 ちなみに今年度のめあては、「歓迎の気持ちを込め、みんなが楽しく遊べるような会を開こう」です。昨年度はけん玉や折り紙など、日本の遊びを紹介する活動が多かったのですが、今年度は、普段自分たちが休み時間やレクリエーションの時間に遊んでいる遊びを一緒にしよう、という計画です。新しい試みですが、みんなが楽しい時間を過ごせるように、これから準備をすすめていきます!

2023年12月14日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : koyama

オリボーレンレッスン

 オランダは10月後半ごろから、オリボーレンという揚げドーナツの屋台が並び始めます。JSRでは、オリボーレンをオランダ語を使って買う、オリボーレンレッスンを行っています。今年は12月11日に小学部、12日に中学部がオリボーレンを買いに、近くの商店街まで行きました。

 「オリボーレンを〇つください」「粉砂糖をかけてください」など、買い物に必要なオランダ語を練習してオリボーレンレッスンに臨みました。緊張している様子もありましたが、みんな無事にオリボーレンを買うことができ、とてもいい経験になりました。

 日本では、大晦日の食べものといえば年越しそばですが、オランダではこのオリボーレンをいただきます。年末になると、オリボーレンを買う人たちの行列ができることも・・・。2023年もあと2週間近くとなりました。オランダの風物詩に触れて、年が終わるのを感じています。