前期期末テスト

 今日と明日の2日間、中学部の前期期末テストが行われています。今回のテスト科目は主要5教科です。今週の中学部は期末テストが控えているということもあり、幾分空気は重めでした。教科担当でもない者には、「がんばれ!」という言葉しかかけられませんでしたが、1日目を全員、元気に迎えました。

1日目のお昼。少しはほっとしているかと思いきや、まだまだ緊張しているようです。

 中間テストも含め期末テストには、人それぞれの思い出や想いがあることでしょう。「一夜漬け」手法で乗り切ったという方もおられるでしょうし、毎日コツコツ学習していたので、あえてテスト前に頑張らなかったという人もおられることと思います。 

 ご存じの通り、この期末テストで成績が付けられるというものではありません。テストに向けて一夜漬けで・・・ではなく、日々の小テストや課題提出等も含めての成績になりますので、毎日の積み重ねが大切になります。しかし、それでも中間と期末テストも大切ですから、テストに向けて真剣に準備していくよう、各教科担当教員が声をかけたりアドバイスをしたりしてきました。

 

 今回のテストが前期学習の全てという訳ではありません。もちろんテストの結果も大切です。それと同じく今回の期末テストへの取り組み方についての振り返りも大切だと考えています。前期期末テスト終了後、中学部全体で振り返る予定にしていますが、個の振り返りが自らの勉強に対する姿勢を顧みる機会と捉えています。今日からの学校や家庭での学習方法や学習に対する姿勢など、次につなげる、生かせる振り返りができればと思います。

中学部生徒は職員室への立ち入りは、テスト期間の一週間前から禁止となります。

 一見学習とは関係のない活動ですが、このような活動を丁寧に行い、体感、経験させることで物事への取り組み方や日々の積み重ねの大切さにも気づいてくれればと思います。また、多くの視点や考えに触れ自分の考えを深めるだけでなく、結果に対する達成感による自信や充実感、次の活動へのモチベーションも高めていってほしいと願っています。