
学校便り 6号

10月3日より、後期がスタートしました。
式の最初に、中学部生徒の指揮により、賛歌を斉唱しました。
その後、校長からの話(学校だよりをご覧ください!)に続き、中学部生徒の代表作文の発表がありました。
前期の振り返りと後期に向けての抱負をまとめた作文でしたが、具体的に自分の学習実態を振り返ることで、学習方法や学習への向き合い方などについて考えることができたこと。気付くことがなかった親のサポートのありがたさ。時間の使い方等、自分を見つめ素直に表現した作文でした。小学部の児童にも良い手本となる発表でした。
さあ、秋華祭まであと2週間余り。元気に頑張っていきましょう!
中学部美術では、秋華祭のポスター製作を協働で進めています。全体の構成をみんなで意見を出し合って決め、今度はペンキやアクリル絵の具、ペンなどで色をつけていきます。「ペンキって広がりにくいから難しい。」「いい色がでているね。」とみんなで作業するからこそ、お互いに気付いたことを伝えていました。集中して取り組む姿が素敵でした。
小学部1・2年生が、ルーマニアにあるブカレスト日本人学校の2年生と一緒に、オンライン授業をしました。今回が初めての顔合わせの授業だったので、まずはお互いの自己紹介と、ジェスチャーゲームをしました。
ジェスチャーゲームの後は、国語の授業です。今回は、漢字の神経衰弱をしました。プレゼンテーションの画面を共有して、お互いの学校が番号を言ってカードをめくっていきます。
ロッテルダム日本人学校は、全校児童生徒が20名と、大変小規模な学校です。きめ細やかな指導ができるという少人数の良さがある一方、多様な考えに触れたり、みんなで協力して課題解決をしたりといった、協働的な学びの機会がどうしても少なくなってしまいます。
これらの課題を解決するために、他の小規模な日本人学校と繋がり、遠隔合同授業を行う実践をすすめているところです。JSRの1・2年生も、ブカレスト日本人学校の友達と一緒に勉強ができて、とても楽しかったようです。今回は初回でレクリエーション的な内容が多かったですが、次はお互いの考えたことを発表し合ったり、1つの学習内容のまとまりを一緒に勉強したりして、単発での交流にするのではなく、継続した授業を実施する予定です。
小学部1年生から4年生で、これまでに家庭学習で取り組んできた自主学習を紹介し合いました。
ノートに漢字や計算の練習をした子
自分が疑問に思ったことを調べた子
工作をして作品を仕上げた子
得意な絵を描いた子
習い事をがんばっている子・・・。
一人一人が取り組む内容はちがいます。しかし、自分ができることを伸ばしたり、苦手なことをできるようにしたりと、めあてをもって取り組むことができています。
3・4年生は、「け・て・ぶ・れ」の方法を活用し、「計画・テスト・分析・練習」のサイクルで、自主学習に取り組んでいました。
自主学習のよさは、自らが進んで取り組むことにあると思います。どんな内容でもよいので、子どもが自主的に学習に取り組み、「学ぶことの楽しさ」を実感できると良いなと願っています。
今週・来週は、ふれあい委員会の児童生徒が企画した、
「ふれあいランチ」があります。
普段はそれぞれの学年の教室で昼食を食べていますが、
ふれあいランチの時間は、キャンティーン(日本人学校とNAISR共用の食堂)で、
2学年ずつ日替わりで集まって食べます。
今日は、小5と中2の児童生徒が一緒にランチタイムを楽しみました。
普段から学年を超えて仲の良いJSRのみなさんですが、
ランチタイムを一緒に過ごして、さらに仲を深めています。
9月11日(日)に「日曜参観」を行いました。
当日は保護者の方々を始め、学校運営委理事会の理事長を始め理事の方々、ハーグ・ロッテルダム補習校の先生方にもご来校いただき、本校の教育活動の様子を参観いただきました。今回は、春には参観いただけなかった英会話の授業や、担任外が担当している授業を中心に参観いただきました。
普段の授業の様子と言っても、やはりそこは大勢のお客さんの前での授業でしたので、子ども達は少し緊張気味のようでした。また、5年生以上は2時間目に修学旅行の発表会もあり、授業以上に緊張したことでしょう。
授業参観後に行われたPTA「おやじの会」主催のミニ運動会も大変盛り上がりました。
参観、ありがとうございました!
「おやじの会」の皆さん! 楽しいミニ運動会の企画と運営、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
9月7日(水)のお昼休みに、いつも通り、子供たちと一緒にプレイグラウンドにいたときのこと。
思い思いに自分のやりたい遊びを、いろいろな場所で繰り広げる子供たちの中で、ある小学校2年生の男の子が「ドロケイやろうよ」と言い始めました。普段だったら「こっちをやりたいから」と素っ気なく対応してしまう子もいたり、「いいよ」とは言ったものの、人数が集まらなければそのままフェードアウトしていく子がいたりと、中々上手くいかないこともしばしば。そんな中、
その子はブランコの方へ行き、声を掛け。ジャングルジムへ行き、声を掛け。ぐるぐると動き回り、2分後には小学1年生~中学2年生まで全員が集まる大きな遊びの流れが出来ました。
そしてその後みんなが一緒に「ドロケイ」をする姿。JSRの子供たちのもつ一体感が形になった瞬間だなあと驚きました。
そして何よりも、みんなに声を掛け始めた子がいたから、この遊びが始まったことに気付いていた私は、とても興奮していました。その子がいなかったら、生まれなかった機会。この「行動し始めたことの良さ」が伝わるように、興奮を胸に秘めながら、担任の先生にこっそりとこの出来事についてお話しました。
「みんなで」と思いながら過ごすことができる時間は、ちょっとだけ幸せな時間だなと感じました。
今日と明日の2日間、中学部の前期期末テストが行われています。今回のテスト科目は主要5教科です。今週の中学部は期末テストが控えているということもあり、幾分空気は重めでした。教科担当でもない者には、「がんばれ!」という言葉しかかけられませんでしたが、1日目を全員、元気に迎えました。
中間テストも含め期末テストには、人それぞれの思い出や想いがあることでしょう。「一夜漬け」手法で乗り切ったという方もおられるでしょうし、毎日コツコツ学習していたので、あえてテスト前に頑張らなかったという人もおられることと思います。
ご存じの通り、この期末テストで成績が付けられるというものではありません。テストに向けて一夜漬けで・・・ではなく、日々の小テストや課題提出等も含めての成績になりますので、毎日の積み重ねが大切になります。しかし、それでも中間と期末テストも大切ですから、テストに向けて真剣に準備していくよう、各教科担当教員が声をかけたりアドバイスをしたりしてきました。
今回のテストが前期学習の全てという訳ではありません。もちろんテストの結果も大切です。それと同じく今回の期末テストへの取り組み方についての振り返りも大切だと考えています。前期期末テスト終了後、中学部全体で振り返る予定にしていますが、個の振り返りが自らの勉強に対する姿勢を顧みる機会と捉えています。今日からの学校や家庭での学習方法や学習に対する姿勢など、次につなげる、生かせる振り返りができればと思います。
一見学習とは関係のない活動ですが、このような活動を丁寧に行い、体感、経験させることで物事への取り組み方や日々の積み重ねの大切さにも気づいてくれればと思います。また、多くの視点や考えに触れ自分の考えを深めるだけでなく、結果に対する達成感による自信や充実感、次の活動へのモチベーションも高めていってほしいと願っています。
毎月第一月曜の1時間目に全校集会を持っています。今月は昨日(5日)でしたが、避難訓練があったため2校時に持ちました。
今回の集会では、秋華祭のスローガンの発表がありました。
スローガンは「虹 ひとつなぎの光」です。
現在、JSRには7学年に児童生徒が在籍しています。この7つの学年が1つに繋がる発表になるようにという思いを込めたと、児童生徒会のみなさんが紹介してくれました。
集会では色々な先生が話をされます。今回の集会は広島県出身の先生の話でした。広島県に関わる話に関連する図書室にある本の紹介でした。
「広島と言えば?」との質問に、「お好み焼き!」「原爆」という声が中学部生徒から出されました。
広島と言えば原爆、5年生はちょうど国語での学習と重なっているので、国語の授業を思い起こしながら先生の話を聞き、友達同士でコメントし合っていました。原爆に関する本の紹介もありました。
もう一つ、広島と言えば、「もみじ饅頭」ということで、もみじ饅頭に関する本ではありませんが、木に関する本も紹介してもらいました。
次の集会ではどの先生が話してくれるのか・・・。 楽しみにしていてください。
毎回恒例の集会後の「ふれあいタイム」では、新しく編成し直したチームが発表され、3つのチームに分かれて「ドンじゃんけんゲーム」をしました。
今回から勝ったチームには「ふれあいポイント」というポイントが与えられるようで、今後そのポイントは加算されていくようです。
チームのポイントゲットのために、次回の「ふれあいタイム」が楽しみですね。