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第五回 教職員からの推薦図書~中学部生徒へ~
「たくさん漫画を読もう!」
漫画から、読書の楽しさを見出した教員の体験の話をかわきりに、推薦図書紹介が始まりました。生徒たちも知っているアニメのキャラクターと関係のある本や絵本の紹介もあり、読書がより身近に感じた時間となりました。

「空を飛んだオッチ」 著:海老沢泰久
「人生で必要なことは、すべて『ドラえもん』が教えてくれた。」 著:横山泰行
「もしものせかい」 著:ヨシタケシンスケ
「にげてさがして」 著:ヨシタケシンスケ
「いいね!」 著:筒井ともみ
「ジュニア 空想科学読本」 著:柳田理科雄
「リアル鬼ごっこ」 著:山田悠介
「カラフル」 著:森絵都
「ワンダー」 著:R・J・パラシオ
「『のび太』という生き方」 著:横山泰行
「おとなになるのび太たちへ」 発行人:小川美奈子
「ドラことば 心に響くドラえもん名言集」 発行人:杉本隆
p4c~哲学対話~ 中学部
p4cをご存じでしょうか。「philosophy for children(子供のための哲学)」 の略語です。
哲学というと難しく感じますが、哲学的思考を教育活動にも取り入れようと、ハワイから日本へ伝わってきた手法です。
今年度中学部では道徳の時間を中心に、このp4cによる対話を取り入れています。どのように行うかというと、
①みんなで考えてみたい問いを決める。
②考えたい問いについてみんなで円になって話し合い、考える。
③考えたことについて振り返る。
といシンプルなものです。
話すときにはルールがあります。Warm Heartにも通じていますね。

コミュニティーボールを使います(第1回目にみんなで毛糸を巻きながら作りました)。

JSRではロッテスタイル(イエナプラン+令和型日本教育)を取り入れています。イエナプランにもあるサークル対話と似ていますが、「自分たちで考えたい問いを決めて、自分たちで話し合う」ことがポイントです。生徒たちがもつ視点には、大人でも驚くものや鋭いものもあります。(押し付けられたものではない)自分たちで考えたい問いだからこそ、あれこれと意見を伝えて、相手の意見を聞いて、深く考えることができます。哲学そのものです。
中学部では道徳の時間に行っています。

先生たちもここでは一参加者です。大人なりの意見をもって参加します。だからこそ、生徒たちも「一般的に良いとされること」に囚われずに自由に意見を伝えます。

p4cでは考えを伝えることだけが大切ではありません。意見を伝えなくても、出た意見に耳を傾けてじっくり考えることも必要です。「話し・聞き・考える」
それでも、話し合いを深めていくために、WRAITECという7つの質問を使い分ける場面も出てきます。
•What/Mean?(意味)= それって何?
•Reason?(理由) = なぜ?
•Assumption?(前提)= そもそも?
•Implication?(推測、連想) = ~なのではないか?
•True?(真実) = 本当なの?
•Example?(例示) = 例えば?
•Counter-example(反例)= こんな場合は?
話し合いをしていくとテーマからはずれて思わぬ方向へ向かうこともありますが、それでも構いません。大事なのは、「参加者がじっくり考えることができたか」です。
今回のp4cでは風刺画をもとに一人一人が考えたい問いを複数作っていました。。
平等と公正どちらがいいの? スマホは悪いもの? スマホにどれほど支配されているの?
どこまで夢を追いかければいいの? ・・・などなど。
生徒の投票の結果、「どこまで夢を追いかければいいの?」を考えることになりました。

話し合いの中で、人との違いを明確に感じることがたくさんあります。相手の意見をまずは受け入れて自分の中で考えてみる。そして改めて考えたことをわかりやすく伝えてみる。そんな力が育つといいです。そして他者理解、異文化理解の中でWarm Heartを育んでいけたらと思います。
「夢はどこまで追いかければいいの?」
p4cでは結論は出しません。皆さんはどうお考えになりますか。
ぜひ話題にしてみてください。
運動会の短距離走の練習!
6月10日(土)の在オランダ合同運動会に向けて、各学年で体育の時間に練習を進めています。
今日は小学5・6年生が、学校横の芝グラウンドで短距離走の練習をしました。5・6年生は100メートルのセパレートコースを走ります。まず始めに、軽くランニングで走ってみると、
「100メートルって意外に長いなぁ。」
「コーナーが難しいね。」
など、実際に走ってみて100メートルの感覚を確かめていました。
「用意!どんっ!!」
実際にゴールテープを使って走ってみると、本番さながら気合を入れて100メートルを走り切りました。本番まで残りわずかですが、少しでも良い記録を出せるように、これからも競技の練習を続けていきます。


太鼓「マース河」の練習が始まりました
先月のKing’s Dayでは、太鼓「なみはや」の演奏をしました。
今度は、6月10日に開催される在オランダ日本人合同運動会で「マース河」を披露します。
昨日から、小学部5年生以上の新たなメンバーでの練習が始まりました!
まずは、実際に太鼓は使わずに、バチと段ボールの板を使った練習です。
締太鼓、平太鼓、宮太鼓の3グループに分かれて行いました。



マース河の演奏経験のある中学生や6年生を中心に、初めて練習する子たちに叩き方や曲のリズムを丁寧に教えていました。本番まであと1ヶ月、素敵な演奏になるように一丸となって頑張っていきましょう!
元気に出発!
朝から春の日差しを感じる気持ちの良い日です。今日は1~4年生の遠足の日です。
今日のこの日のために、各グループに分かれて4年生を中心に遠足計画を立ててきました。行先は「プライスワイクパークです。公園では乗り物に乗ったり、芝生エリアで遊んだり、みんなで遊んだりする計画のようです。
9時から出発式、記念写真撮影の後、9時15分ごろ元気に出発しました。



思いっきり楽しんできてくださいね。
今日から5月!
4月27日(木)Kingsday(国王の日)のパフォーマンスでは、多くの方々にご協力いただきましてありがとうございました。王様の乗ったボートは思いのほか速く通過しましたが、大きく手を振って下さる国王と王妃のお姿を見ることができました。国民的な行事に参加したことが子ども達にとっての何よりの経験となりました。そして、多くのオランダの方々にパフォーマンスを見ていただき、沢山の拍手を頂けたことも貴重な経験でした。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
さて、今日から5月。Kingsdayは無事終わりましたが、次は運動会が控えています。早速今日、運動会で演奏する「マース河」(Kingsdayでは「なみはや」を演奏しました)のパート決めを行いました。1~4年生の「彩」も近いうちに練習を始めます。今年は運動会だけでなく、ジャパンフェスティバルにも出演し披露する予定です。
5月1日の授業「5年生の算数」

5年生の「算数」では体積の勉強をしています。もうすでに求積の方法は勉強済みです。今日は「1立方メートルは何立方センチメートルなのか」との先生からの質問。もちろ、答えはわかっているのですが、その答えの理由・根拠が説明できるように、みんなで電子黒板を使って相談しました。
改めて聞かれるとなかなか説明できないことがたくさんあります。なんとなく理解している、分かっているは、本当に理解している、分かっているということではありません。
このような活動を繰り返すことを通し、学びの再確認、コミュニケーション能力、表現力、思考力を培っていきたいです。
5月の遠足に向けて
5月の遠足に向けて、小学1年生~4年生までが集まって、オリエンテーションをしました。当日は、グループに分かれて活動をします。今日はグループに分かれて、めあてや当日乗りたい乗り物を決めました。まだまだ字を書くのが難しい1年生にも、4年生が優しく教えている姿も見られ、とても頼もしく感じました。当日も、みんなでルールを守って、楽しく活動出来たらいいなと思います。

国王の日に向けて
オランダでは、4月27日が国王の誕生日で祝日になります。以前は宮殿に国民が集まりパレードをしていたそうですが、前女王の時代から、王室の方々が毎年オランダ各地の街に訪れるようになったそうです。
そして、今年はロッテルダムに国王がお越しになります。そのパレードの中で、JSRの児童生徒が和太鼓演奏をすることになりました!現在、本番に向けて練習を頑張っているところです。

令和5年度 入学式
4月12日(水)、令和5年度の入学式が行われました。
晴天の中、在オランダ日本国大使館特命全権大使 南博閣下をはじめ、多くのご来賓、保護者の皆様の出席のもと、執り行うことができました。
校長先生から新入生の皆さんへ向けた式辞と、新入生の入学認定が行われました。いよいよJSRでの新たな生活が始まります!

南大使よりご祝辞を賜りました。小学生に向けては「学校という新たな場所、そしてオランダという環境でみんなと一緒に協力していって学んで欲しい、そして感謝の気持ちを忘れないで欲しい」、中学生に向けては、「中学生の3年間は人生の大きな転換期。自分の将来に向けた財産になる経験をたくさんして欲しい」というお話をいただき、新入生の皆さんは真剣に耳を傾けていました。


在校生を代表して、新入生の皆さんに歓迎の言葉を述べました。
これから楽しい行事や勉強が始まること、JSRのみんなが大事にしている
「Warm Heart」の気持ちを持って、たくさんの人たちと関わって欲しいことなどを伝えました。


新入生のみなさん、ご入学、おめでとうございます!
