小学5年生の図工、中学部の美術では「墨」を使った作品を製作しました。墨で描くことで力強さや筆の流れが表現され、一人ひとりなかなか良い作品ができました。「流れが出るように、勢いよく。」「かすれも、いい味だしてるね!」と筆の運び方を考えたり、墨汁の量を調整したり、だんだんと大胆に表現しようと、工夫する姿が見られました。

何だか気持ちまで引き締まりました。
小学5年生の図工、中学部の美術では「墨」を使った作品を製作しました。墨で描くことで力強さや筆の流れが表現され、一人ひとりなかなか良い作品ができました。「流れが出るように、勢いよく。」「かすれも、いい味だしてるね!」と筆の運び方を考えたり、墨汁の量を調整したり、だんだんと大胆に表現しようと、工夫する姿が見られました。
12月13日、5年生以上がオリボーレンレッスンで、オリボーレンを買いに商店街へ行きました。
みんな笑顔満面! おいしくいただきました。
昨日は、中学部2年生が英語科の授業の一環として同じ商店街に出かけました。それぞれ一人一人が担当教員からミッションを言い渡され、そのミッションに沿って買い物をするという活動でした。
そのミッションとは・・・
〇お店で一番人気のおやつを9人分買ってくること。
〇豚バラ肉をできるだけ薄くスライスしてもらい買ってくること。
〇一番熟成していて一番おいしいチーズを一人分買ってくること。
等々など・・・・・・。
ただ物を買ってくるだけではなく、お店の人とコミュニケーションを取りながら商品選びをしなければならないミッションに、多少、緊張しながらそれぞれが出かけていきました。
さあ、ミッションは・・・
全員、コンプリート! でした。
昨日に続き、今日はANAブリュッセル支店から3名の講師をお迎えし、進路講演会を開催しました。対象は小学部5年生以上で航空会社の仕事(物流と旅客)についてのお話を聞かせていただきました。
仕事のやりがいは、予定通り飛行機が運行した時の達成感と、お客様からの「ありがとう」の声。
人と接するのが好き、協力して物事を進めていくのが好き、変化を好むといった人などが航空業界には向いているとか。そして、何より語学が大切だという話もしていただきました。
人それぞれ向き不向きがあります。夢や希望を持ってこれからも努力をし続けてほしいと思います。その一方で、冷静に自分の性格もしっかりと自己分析して、向き不向きをしっかりと理解し、進路を決定していくことも大切だということですね。
ANAブリュッセル支店の皆様、本日はお忙しい中ありがとうございました。
JSRの卒業生を迎え、中学部が進路懇談会を開きました。
懇談会では、まず、卒業生に高校に入学してからのことを聞き、その後、中学部の生徒から質問をしました。
高校生活の話は、学校での生活の様子や友達、授業やテスト、学習時間について等、高校生活全般について話していただきました。とにかく、充実した高校生活の様子が卒業生の話しぶりからも写真からも伝わってきました。
中学部の生徒からの質問ですが、進路の決め方やJSR在学中の勉強時間、高校受験対策の方法といった中学時代に関すること、高校の校則や具体的な生活の様子などの現在のことといった多岐にわたるものでしたが、一つ一つ丁寧に答えてもらいました。
今の中学部生徒にとって高校に向けての夢と希望を持つことができ、かつ、切実な悩みや疑問を聞くことができた素晴らしい時間となりました。
懇談会の最後には、「進路は決める前に親や先生たち相談しても、最終的に自分で決めるほうが絶対に良い。自分は、今の高校への進学を自分で決めたので、いいことも悪いことも含めて自分の責任だと思っている。たとえくじけそうになっても自分で決めたことなので前を向いて頑張っていける。なので、絶対に進路は自分で決めたほうが、高校生活が充実すると思います。」とアドバイスを送ってくれました。
いい歯の日の今日は、昨日の興奮がまだ残っているような1日でした。
中学部の火曜日午後の時間割は「技術」と「家庭科」です。今は裁縫にチャレンジしています。実はこのような小物づくりは意外と男子の方がはまったりするものです。
みんな、なかなか器用に針等を使っています。
和気あいあいとした雰囲気の中にも、真剣に手を動かす様子が見られました。
それもそのはず、中学部7人で分担して作業を進めているようです。自分が間違えたり雑にしたりすると全員に迷惑をかけてしまいます。
さていったい何ができるのでしょうか・・・。
今週・来週は、ふれあい委員会の児童生徒が企画した、
「ふれあいランチ」があります。
普段はそれぞれの学年の教室で昼食を食べていますが、
ふれあいランチの時間は、キャンティーン(日本人学校とNAISR共用の食堂)で、
2学年ずつ日替わりで集まって食べます。
今日は、小5と中2の児童生徒が一緒にランチタイムを楽しみました。
普段から学年を超えて仲の良いJSRのみなさんですが、
ランチタイムを一緒に過ごして、さらに仲を深めています。
9月7日(水)のお昼休みに、いつも通り、子供たちと一緒にプレイグラウンドにいたときのこと。
思い思いに自分のやりたい遊びを、いろいろな場所で繰り広げる子供たちの中で、ある小学校2年生の男の子が「ドロケイやろうよ」と言い始めました。普段だったら「こっちをやりたいから」と素っ気なく対応してしまう子もいたり、「いいよ」とは言ったものの、人数が集まらなければそのままフェードアウトしていく子がいたりと、中々上手くいかないこともしばしば。そんな中、
その子はブランコの方へ行き、声を掛け。ジャングルジムへ行き、声を掛け。ぐるぐると動き回り、2分後には小学1年生~中学2年生まで全員が集まる大きな遊びの流れが出来ました。
そしてその後みんなが一緒に「ドロケイ」をする姿。JSRの子供たちのもつ一体感が形になった瞬間だなあと驚きました。
そして何よりも、みんなに声を掛け始めた子がいたから、この遊びが始まったことに気付いていた私は、とても興奮していました。その子がいなかったら、生まれなかった機会。この「行動し始めたことの良さ」が伝わるように、興奮を胸に秘めながら、担任の先生にこっそりとこの出来事についてお話しました。
「みんなで」と思いながら過ごすことができる時間は、ちょっとだけ幸せな時間だなと感じました。
毎月第一月曜の1時間目に全校集会を持っています。今月は昨日(5日)でしたが、避難訓練があったため2校時に持ちました。
今回の集会では、秋華祭のスローガンの発表がありました。
スローガンは「虹 ひとつなぎの光」です。
現在、JSRには7学年に児童生徒が在籍しています。この7つの学年が1つに繋がる発表になるようにという思いを込めたと、児童生徒会のみなさんが紹介してくれました。
集会では色々な先生が話をされます。今回の集会は広島県出身の先生の話でした。広島県に関わる話に関連する図書室にある本の紹介でした。
「広島と言えば?」との質問に、「お好み焼き!」「原爆」という声が中学部生徒から出されました。
広島と言えば原爆、5年生はちょうど国語での学習と重なっているので、国語の授業を思い起こしながら先生の話を聞き、友達同士でコメントし合っていました。原爆に関する本の紹介もありました。
もう一つ、広島と言えば、「もみじ饅頭」ということで、もみじ饅頭に関する本ではありませんが、木に関する本も紹介してもらいました。
次の集会ではどの先生が話してくれるのか・・・。 楽しみにしていてください。
毎回恒例の集会後の「ふれあいタイム」では、新しく編成し直したチームが発表され、3つのチームに分かれて「ドンじゃんけんゲーム」をしました。
今回から勝ったチームには「ふれあいポイント」というポイントが与えられるようで、今後そのポイントは加算されていくようです。
チームのポイントゲットのために、次回の「ふれあいタイム」が楽しみですね。
昨年度、本校を卒業した卒業生がJSRを訪問してくれました。
体育の先生からは、事前に「スペシャルゲストが来るよ!」と予告されていて、みんなこの日を楽しみにしていました。久しぶりに見る顔に、在校生は少し興奮気味でした。今回、中学部(小5年生以上)の体育に一緒に参加し、授業の手伝いをしてもらいました。
このように、JSRの卒業生や、JSRで学んだことのある先輩が学校を訪問してくださることは、本校にとって大変光栄なことです。また、在校生にとっても良い刺激になります。卒業生・転出生をはじめ、多くの関係者の方々には、今後ともいろいろな形でお力添えをいただけると有り難いです。
例年行われている進路講演会ですが、今年度は世界的な会社であるユニリーバにお勤めの 井上千春 様にご講演いただきました。
ご自身の幼少期から中高時代、大学進学に当たり、どのように学部の選択や進路選択をされてきたのかお話しいただきました。
中学時代に大切なこととして「学校で学ぶ英語」を挙げておられました。塾や英会話学校で学ぶ英語ではなく、学校の教科書の英語をしっかりと覚えていくことが英語でのコミュニケーションの基礎となると語られました。
進路選択に関しては、自分の学びが将来の職業に繋がっていくのが良いのではないか。食品関係に興味があり、その方面で働くためには大学進学が必要だと考え、大学進学を選択されたとのこと。やみくもに勉強するのではなく、目標や目的をもって学びたいと考えられていたようで、大学進学ありきではなく、将来を見通して進路実現を考えた結果、大学進学が必要であり博士課程まで進めれたとのことでした。
また、自分の強みとして、日本人であることや日本で生まれ育ったこと、日本語で学んできたことだと思われているとのこと。これからの世界で生き抜く中で大切なものは、全く新しいものを色々な人と協働しながら創り上げていくこと。そのためには人とは違うことが大きな利点であり、人とは違う視点や考えが必要になってくる。その点でご本人にとって、日本人であることが大きな武器となるといったことも、ご教示くださいました。
今回の講演会では、進路選択・進路実現に関して、多くの示唆を頂きました。また、これからの世界に必要なもの、人材・能力についてもご教示いただき、大変有意義な時間とすることができました。
ご講演いただきました井上 千春 様には、大変お忙しい中、本校児童生徒のためにお時間を作っていただき、また、貴重なお話をしていただきましたこと感謝いたします。ありがとうございました。
今後も井上様には、引き続きJSRの児童生徒にご指導いただけるよう、本校としても機会を設けていきたいと考えています。