「拍手、手拍子、大喝采! ~後悔は残すな 残すは思い出~」というスローガンのもと、今年も秋華祭が開催されました。
オープニングは、生徒会長からの気合いのこもったあいさつです。
児童生徒の発表は、まず音楽から始まりました。各学年による合奏と全校児童生徒による合唱が行われ、これまで音楽の授業を中心に練習してきた成果が発揮され、とても素敵な音色が体育館いっぱいに広がりました。
「拍手、手拍子、大喝采! ~後悔は残すな 残すは思い出~」というスローガンのもと、今年も秋華祭が開催されました。
オープニングは、生徒会長からの気合いのこもったあいさつです。
児童生徒の発表は、まず音楽から始まりました。各学年による合奏と全校児童生徒による合唱が行われ、これまで音楽の授業を中心に練習してきた成果が発揮され、とても素敵な音色が体育館いっぱいに広がりました。
昨年度に引き続き、今年度も、野村證券オランダの方にご来校いただき、出張授業をしていただきました。前回は中学部が株式のしくみや取引について学習しましたが、今年度は、小学部5年生以上の児童生徒が参加し、為替レートのしくみについて、ゲームを交えて教えていただきました。
まず、世界には国によって異なる通貨があること、異なる通貨どうしを交換することが「為替」であること、ニュース等でよく耳にする「円安」「円高」はどういう状態なのか等について、具体例をもとに教えていただきました。
その後、為替レートが変動する貿易ゲームをしました。どのタイミングで物を購入しようか、みんな慎重に考えながら取り組んでいました。
オランダに住んでいるので、みんな為替の変動に関心があり、「いま1ユーロが○○円」といった話題はよく耳にします。しかし、中学生でも理解は曖昧なところがあったので、とてもよい機会となりました。
お隣のインターナショナルスクールからのご招待で、ハロウィンイベントに参加させていただきました!JSRのために特別に時間を作っていただき、4つの楽しいアトラクションを体験することができました。
小学1年生から中学3年生まで、4つのグループに分かれて活動し、普段なかなか一緒に遊ばない友だちとも楽しく過ごしました。
秋華祭に向けた合唱や合奏、和太鼓、ステージ練習で少し疲れが出始めていましたが、良い気分転換となり、学校全体が楽しい雰囲気に包まれました。
秋華祭まで、2週間を切りました。毎日の太鼓の練習にも熱が入ります。中学部が中心となり、リズムを合わせるために繰り返し練習を重ねています。
校内のあちらこちらで、音読・群読や楽しく盛り上がった声、歌・楽器・太鼓練習の音も聞こえてきます。小規模校のJSRならではです。最近は、秋華祭の発表に向けた頑張りの様子も聞こえてきます。
壁伝いに他学年の学習の様子がわかったり5・6年合同授業で情報交換があったりする毎日ですが、ある日…「なにやら6年生が…どんな勉強をしているのですか?」と気になる様子です。
「5年生の次の単元は、6年生の『大地の変化』の学習につながる重要なところです。」
「みなさんは来年の社会で歴史を学びます。織田信長って、知ってる?その頃にね…」
この流れで、次なる5年理科の単元『流れる水のはたらき』の導入です。6年生の「おいしい理科」を知った5年生は、抹茶に関心を持ったようです。そこで、家庭科で学んだ「煎茶の淹れ方」から「抹茶の点て方」の話題へ
テスト返却後の隙間時間にちょっぴり豆知識を…
なんと!熱心にメモをとりながら聴いてくれるではありませんか‼
「なめる・飲む・食べる」はNGの理科ですが、本日は「食べて、飲んで」もらいます。
★5年生の手元写真
抹茶スイーツを食べることはあっても、抹茶を飲むことは稀かもしれません。飲んだことのある子も、苦さが苦手かも?という子も、あずきの和菓子を楽しみな子も、みんな笑顔で楽しんでくれました。
1学級40人規模では難しいことでも、子ども達の学びに向かう思いや時間の調整次第で、応用・発展も可能なJSRです。
「オランダに来て久しぶりに抹茶を飲んで、やっぱり日本の文化はいつでもどこでも美しいと思いました。心が落ち着きました。」「抹茶は苦かったけど、ミルクを入れると苦味が少しなくなっておいしかった。濃茶は、とても緑で苦かった。」「濃茶はとても苦味がありますが、この奥の奥に、おいしさやうまみがあり、少しくせになりそう」「日本に帰ったら茶道をやってみたい」
今日の学びが、日本の伝統的な食文化への興味・関心につながったら、新しい発見の扉を開くきっかけになってくれたら…
小学3・4年生の書写(毛筆)の様子です。
先生に筆の使い方を教えてもらいながら、集中して取り組んでいました。
難しいひらがなにも、集中して取り組んでいました。二人とも筆のはらいがとても上手で驚きました。
5・6年生の図工の時間では、家庭科の学習で学んだSDGsをテーマにポスターを描いています。今回は、いつも使っている水彩絵の具ではなく、初めてアクリル絵の具に挑戦しました。
どんな作品になるのか、完成が楽しみです。
秋華祭に向けて、新曲「おてんば」の練習が本格的に始まりました。この曲は、小学1年生から中学3年生までのJSR全児童・生徒で演奏します。
「せいや!」の掛け声が響き渡り、徐々にその声が一つになりつつあります。太鼓の音が揃うように、全員の気持ちが一つになっていっているのを感じます。
6年の社会では、歴史について学習します。「室町時代」まで学び、安土桃山、戦国時代へ突入!日本の歴史上の人物の中でも、名将が次々に登場する時代です。
さて、時代と共に様々な文化も花開き、書院造の部屋で作法にしたがって茶を飲む「茶の湯」(後の「茶道」)が好まれるようになり、現在でも受けつがれています。この学習を機に、6年生から抹茶を飲んでみたい!という声があがりました。
一方、6年の理科では、「大地のつくりと変化」の学習中です。地層、岩石、流水、火山、地震…さまざまな地質の学びは、中学理科の地学分野の基礎となる重要な単元です。流水によるはたらきと地層の関係について、応用・発展の学習を取り入れることにしました。
理科では、原則として「なめる・食べる・飲む」はNGです。
それならば、敢えて身近な食品を自然事象の物体に見立ててみる、「おいしい理科」にしてみよう…
抹茶を飲む。そして、せっかくなら自分で点ててみる体験
お茶菓子には、和菓子ではなく「地層に見立てた」スペシャル菓子を!
オランダらしさを取り入れて、ティラミスのように重ねてみたら…?
堆積する地層の構成物の「大きさ」を考えながら、重ねます。
作りながら、流れる水のはたらきのひとつ、「運搬」の話題に…
「食べている時の口の中って、いろいろ混ざるよね…」「川の中も流れで、混ぜられてる…」
「そうか、いろいろぶつかって角がとれて丸くなったりするんだ。」
「よくかむと、食べ物が小さくなる」「れきから、砂、泥へと、小さくなっていくのと似ているね。」
地層に力が加わり、断層ができました。盛り上げる土地、沈み込む土地の様子を観察します。
さて、ここからは自分用の地層デザート作りです。
地層ができるしくみを考えながら、自分で重ねます。
泥の層は、粘土質のイメージにマスカルポーネを使い、仕上げにココアパウダーをかけました。
甘~い甘~いお茶菓子の完成です。
千利休さん、お茶道具の名前や使い方などを紹介して…豆知識は、ほどほどに。
さあ、抹茶を飲もう!おいしくいただくために、デザートを先に食べて口の中を甘くします。
日蘭合作の一服のあとは、自分で抹茶を点てて飲んでみました。
社会で学んだこと、理科で学んだこと、つないで広げて深まったようです。
日本にいるおばあちゃんとおじいちゃんに向けて、とび出すお手紙を作っています。カッターを上手に使って丁寧に紙を切っています。素敵な手紙ができそうです。