秋華祭③

最後は、ロッテルダム日本人学校の伝統である太鼓演奏とよさこいソーランの発表です。

まずは、小学1年生~4年生によるよさこいソーランです。今年は、大漁旗をふる演技にも挑戦しました。大きな旗を全員でそろえてふるのが難しかったですが、体全体を使って演技する姿がとてもかっこよかったです。

次は、小学5年生~中学3年生による太鼓演奏「なみはや」です。円陣を組み、気合いをいれてスタートしました。去年に比べて人数も減りましたが、迫力は負けていません。一打一打に思いがこもっていて、全身を使って力強く叩く姿がとてもかっこよく、思わず見入ってしまいました。

最後は、今年作られた新曲『おてんば』の初披露です。ロッテルダム日本人学校全員での演奏だけあり、迫力満点でした。太鼓の振動が聞く人のお腹にズシンと伝わり、会場全体が圧倒される素晴らしい演奏でした。

秋華祭のエンディングは、児童生徒会副会長と児童会長によって行われました。見に来てくださった保護者の方々にインタビューを行い、皆さんから温かい言葉をいただきました。子どもたちもその言葉に励まされ、達成感でいっぱいだったことと思います。

秋華祭②

音楽発表の後は、各学年のステージ発表です。

 まずは、小学1年生による『おおきなかぶ ~みんなのたすけがひつようだ!~』です。大きな声で元気よく物語を表現し、観客を巻き込む演技で、客席からは自然と笑顔がこぼれていました。会場全体が温かい雰囲気に包まれ、1年生の頑張りがしっかり伝わってきました。

 次は、小学3・4年生による『目であるく、かたちをきく、さわってみる』です。私たちがものを「みて」感じたことと、友だちから「みた」自分のことの2つを詩に表現し発表しました。堂々と詩を音読する姿はとても素晴らしく、聞く人の心に深く響きました。

 そして、小学5・6年生による「算数探偵団」です。少年探偵団になって数々の問題を「算数的な考え方」を使って解決していきました。お揃いの蝶ネクタイをつけ、決めポーズをとりながら、チームワークの良さが光る演技でした。

 最後は、中学部による『私たちが歩んでいきたい進路』です。10年ぶりの同窓会を舞台に、久しぶりに再会した私たちは、それぞれどんな道を歩んできたのか。総合的な学習の時間で進路について深く考えてきた経験をもとに、自分の理想とする進路について発表しました。それぞれが自分の未来に向き合う姿に、これからの成長がとても楽しみになりました。

秋華祭①

「拍手、手拍子、大喝采! ~後悔は残すな 残すは思い出~」というスローガンのもと、今年も秋華祭が開催されました。

オープニングは、生徒会長からの気合いのこもったあいさつです。

児童生徒の発表は、まず音楽から始まりました。各学年による合奏と全校児童生徒による合唱が行われ、これまで音楽の授業を中心に練習してきた成果が発揮され、とても素敵な音色が体育館いっぱいに広がりました。

金融教室 為替編

 昨年度に引き続き、今年度も、野村證券オランダの方にご来校いただき、出張授業をしていただきました。前回は中学部が株式のしくみや取引について学習しましたが、今年度は、小学部5年生以上の児童生徒が参加し、為替レートのしくみについて、ゲームを交えて教えていただきました。

 まず、世界には国によって異なる通貨があること、異なる通貨どうしを交換することが「為替」であること、ニュース等でよく耳にする「円安」「円高」はどういう状態なのか等について、具体例をもとに教えていただきました。

 その後、為替レートが変動する貿易ゲームをしました。どのタイミングで物を購入しようか、みんな慎重に考えながら取り組んでいました。

 オランダに住んでいるので、みんな為替の変動に関心があり、「いま1ユーロが○○円」といった話題はよく耳にします。しかし、中学生でも理解は曖昧なところがあったので、とてもよい機会となりました。