9月7日(水)のお昼休みに、いつも通り、子供たちと一緒にプレイグラウンドにいたときのこと。
思い思いに自分のやりたい遊びを、いろいろな場所で繰り広げる子供たちの中で、ある小学校2年生の男の子が「ドロケイやろうよ」と言い始めました。普段だったら「こっちをやりたいから」と素っ気なく対応してしまう子もいたり、「いいよ」とは言ったものの、人数が集まらなければそのままフェードアウトしていく子がいたりと、中々上手くいかないこともしばしば。そんな中、
その子はブランコの方へ行き、声を掛け。ジャングルジムへ行き、声を掛け。ぐるぐると動き回り、2分後には小学1年生~中学2年生まで全員が集まる大きな遊びの流れが出来ました。
そしてその後みんなが一緒に「ドロケイ」をする姿。JSRの子供たちのもつ一体感が形になった瞬間だなあと驚きました。
そして何よりも、みんなに声を掛け始めた子がいたから、この遊びが始まったことに気付いていた私は、とても興奮していました。その子がいなかったら、生まれなかった機会。この「行動し始めたことの良さ」が伝わるように、興奮を胸に秘めながら、担任の先生にこっそりとこの出来事についてお話しました。
「みんなで」と思いながら過ごすことができる時間は、ちょっとだけ幸せな時間だなと感じました。