学校ブログ
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老人ホーム訪問に向けて
JSRでは、12月15日(木)に学校近くの老人ホームへ訪問し、ホームの方々との交流を予定しています。コロナ禍により2年間中断していましたので、3年ぶりの訪問となります。訪問先のホームでは、JSRの訪問を大変楽しみに待っておられるようです。
今回の活動も、全校児童生徒を縦割り3つの異年齢グループに分け、ミニゲームなどで一緒に活動する予定です。
お年寄りの方々と交流するので、オランダ語は必須です。交流に必要なオランダ語を外国語の先生に教えてもらったり、ポケトークを利用して通訳したりしながら準備を進めています。
文化神経衰弱・チーム

お話すごろく・グループ


割りばし鉄砲・グループ

JSRの異年齢活動はこのような特別な行事の時だけでなく、日常的な授業でも休憩時間でも行っています。
異年齢活動を通して付く力としてJSRで考えているのは、以前「運動会に向けての取組での学びについて」で紹介したように次の4つになります。
①知識・伝統の伝達
②モチベーション喚起
③学びの再構築
④ 自己・他者の理解と調整
今回の老人ホーム訪問では、JSRが大切にしている「Warm Heart」を意識し、より強く意識することを通してそのスキルを身に付ける機会にしたいと考えています。が、それ以上に、自分たちの働きかけで、
相手が笑顔になったり喜んでくれたり・・・。
「ありがとう」と言ってくれたり感謝してくれたり・・・。
したことが、なんだか自分も嬉しくなったり、・・・。
心が温かくなったり・・・。
このような感情に気付き、実際に体感してほしいと願っています。
学校の掲示あれこれ
JSRでは、児童生徒の学習の成果物や作品を廊下などの公共スペースに掲示しています。それ以外にも委員会や学級活動の一つとして、作品やお知らせなどが掲示されています。
JSRの委員会や学級活動の作品やお知らせには、どんな掲示物があるでしょうか。






委員会活動や学級活動は、学校生活をより良くするための学習活動です。全校児童生徒、もしくは学級のみんなが楽しく幸せに学校生活を送ることができるようにする!というのが活動の前提にあります。自分たちの力で学校やクラス全体をより良くしていこうする活動では、友達との協力や計画的実行力等々の育成だけでなく、社会性を身に付けたり自己存在感や有用感を友達や先生との関係の中で築くことができます。
また、自分たちで考え計画を立て、行動し振り返り、そしてその振り返りを生かして次の活動を考え計画する・・・とセルフマネジメントの手法も体験的に身に付けていきます。
JSRでは、教科の勉強(認知能力だけでなく、このような活動を通して得られる力(非認知能力)
)の育成にも力を入れています。
シンタクラースがやってきた!
オランダの町も少しずつクリスマスの飾り付けが見られ始めました。

しかしオランダにはクリスマスより大切な「シントニコラス祭」というものがあり、サンタクロースではなく「シンタクラース」という人がやってきます。
シンタクラースとは聖ニコラス(シント・ニコラ―ス)のことで、12月5日が誕生日とされています。この誕生日を祝うのがシントニコラス祭で、オランダの国中が盛り上がります。シンタクラースはサンタクロースの原型とも言われているようす。
シンタクラースはスペインに住んでおり、毎年、11月中旬ごろに蒸気船にのってオランダにやってきます。港のある町にはもちろん船で、港のない町々には馬や馬車、鉄道で。時には消防車にのってやってくる場合もあるようです。そして、馬車に乗ってそれぞれの町をパレードします。その様子はテレビでも中継されるほどです。
パレードでは、子ども達がシンタクラースの歌を歌って出迎え、シンタクラースと一緒に来たピートがお菓子やクッキーを子ども達に投げてくれます。

先週1・2年生の外国語の授業でオランダのニュース(子ども向け)を見ていると、シンタクラースの乗っている汽船に穴が開いて海水が流れ込んでいるためオランダへの到着が遅れるかもしれないと報道されていました。しかし約束通り、週の土曜日、11月12日に無事にオランダに到着しました。

シンタクラースは「シンタクラースの書」という大きな赤い本を持っており、その本には、それぞれの子どもが1年間良い子だったか悪い子だったかが書かれています。良い子にはプレゼントを、悪い子はスペインに連れていかれるのだそうです。

シンタクラースと一緒にやってくるのは、ピートと白い馬です。
ピートはおっちょこちょいでいたずら好きです。12月5日の夜(それぞれの家庭により違いがあるようです)に、子ども達へのプレゼントをシンタクラースの指示で届けてくれるのはこのピートです。しかし、その配達した時、ピートは家の中を荒らしていくと言われています。
白い馬はオーゾースネイル(OZOSNEL=すごく速い)という名前で、シンタクラースはスペインに帰る12月6日(誕生日の翌日)まで、この馬で色々な町や家々を回ります。
シンタクラースからプレゼントをもらうために、子ども達が用意するものが2つあります。まずは自分の靴に人参、そして一杯の水。これはどちらもオーゾースネイルのためなんだそうです。ピートのために角砂糖などを置く場合もあるようですが、本校では「虫歯になるとかわいそうなので、人参と水だけにしてあげて下さい。」とオランダ人の先生からのお願いがあったので、自分の靴に人参、そしてコップ一杯の水を用意する予定です。人参と水は「何日に置いておく」という決まりがあるのではないようで、それぞれの家庭で早い時期から置いたり、ギリギリになってから置いたりと様々なよう。早くから用意していると、時々、人参や水がなくなりチョコレートやクッキーがその代わりに置かれていたりすることもあるようです。
そしてプレゼントには、子ども達にシンタクラースからのメッセージが添えられています。よく頑張ったといった良いことはもちろん、時には努力しないといけないことも書いてあるのだとか。なぜならシンタクラースは持っている赤い本には全ての子ども達の所業が書いてあるので、全てをお見通しとのことです。
もしかすると、このJSRにもシンタクラースが来てくれるかもしれません!
楽しみに、そして良い子にして待ちましょう!
避難訓練
今年4月から数えて、3回目の避難訓練を行いました。
前回、前々回の避難訓練は火災による訓練でしたが、今日の訓練はテロや不審者に備えたものでした。通称は「ロックダウン」。もちろん隣のNAISRも一緒です。
教室からすぐに避難せずに安全が確認できるまで、
①教室のドアを内側からカギをかける。
②ドア横のガラスには発泡スチロールで目隠しをする。

③ブラインドを下げ、外から覗けないようにする。
④静かに身を隠す。
その後、NAISRの職員とともに安全を確認した教員が、教室のドアの外側から鍵を開け、避難場所に避難するよう指示する。このような流れで訓練は行われました。


避難は静かに、そして速やかに行われました。
いつ、どこで、何が起こるのか分かりません。この機会に、各ご家庭でも避難場所や経路などを話し合ってみてはいかがでしょうか。
5年生の調理実習
5年生の家庭科で調理実習を行いました。
家庭科の「食べて元気に」という単元の学習をしています。この学習では、食事の役割と五大栄養素について知り、日本の伝統的な食事(和食)の主食と汁物である「ごはん」と「みそ汁」を調理することを目標にしています。
そして今日は「ごはん」と「みそ汁」を作りに挑戦しました。

4時間目にはみそ汁用のお出汁の香りが校舎内に漂い始め、5年生以外のおなかを刺激するいい匂いでした。

ご飯は少し焦げてしまいましたが、またそれも香ばしく美味しかったようです。