中学部2年生 実地訓練

 12月13日、5年生以上がオリボーレンレッスンで、オリボーレンを買いに商店街へ行きました。

 

 みんな笑顔満面! おいしくいただきました。

 昨日は、中学部2年生が英語科の授業の一環として同じ商店街に出かけました。それぞれ一人一人が担当教員からミッションを言い渡され、そのミッションに沿って買い物をするという活動でした。

そのミッションとは・・・

〇お店で一番人気のおやつを9人分買ってくること。

〇豚バラ肉をできるだけ薄くスライスしてもらい買ってくること。

〇一番熟成していて一番おいしいチーズを一人分買ってくること。       

                                 等々など・・・・・・。

 ただ物を買ってくるだけではなく、お店の人とコミュニケーションを取りながら商品選びをしなければならないミッションに、多少、緊張しながらそれぞれが出かけていきました。

スライスが通じませんでしたが、別の単語を使ってで注文。
オランダのスーパーなどでよく見かける生ジュースの機械。使い方は店員に聞かないとちょっとややこしい。
熟成具合が細かく分かれているチーズの本場オランダ。
薬局で商品を探す男子3人組

 さあ、ミッションは・・・

        

              

 全員、コンプリート! でした。

サンクスギビング・ランチ

 今日はお隣のNAISRのご厚意で、サンクスギビングのランチをごちそうになりました。

 サンクスギビングと言えば七面鳥(ターキー)ですね。この七面鳥のローストのほか、マッシュポテトと茹でたインゲン豆、サラダに飲み物、デザートのアイスクリームもありました。

飲み物は水、牛乳、イチゴミルクから選ぶことができました。ソースはグレイビーソースとクランベリーソースです。

 

 デザートは・・・

バニラ、チョコ、ストロベリーの3種類から。トッピングも3種類から選びました。

 

 今回の食事の配膳にはNAISRの保護者の方々にお世話になりました。

 デザートまでおいしく頂きました。ありがとうございました。

2022年11月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : moronaga

シンタクラースがやってきた!

 オランダの町も少しずつクリスマスの飾り付けが見られ始めました。

 しかしオランダにはクリスマスより大切な「シントニコラス祭」というものがあり、サンタクロースではなく「シンタクラース」という人がやってきます。

 シンタクラースとは聖ニコラス(シント・ニコラ―ス)のことで、12月5日が誕生日とされています。この誕生日を祝うのがシントニコラス祭で、オランダの国中が盛り上がります。シンタクラースはサンタクロースの原型とも言われているようす。

 シンタクラースはスペインに住んでおり、毎年、11月中旬ごろに蒸気船にのってオランダにやってきます。港のある町にはもちろん船で、港のない町々には馬や馬車、鉄道で。時には消防車にのってやってくる場合もあるようです。そして、馬車に乗ってそれぞれの町をパレードします。その様子はテレビでも中継されるほどです。

パレードでは、子ども達がシンタクラースの歌を歌って出迎え、シンタクラースと一緒に来たピートがお菓子やクッキーを子ども達に投げてくれます。

シンタクラースのパレード

先週1・2年生の外国語の授業でオランダのニュース(子ども向け)を見ていると、シンタクラースの乗っている汽船に穴が開いて海水が流れ込んでいるためオランダへの到着が遅れるかもしれないと報道されていました。しかし約束通り、週の土曜日、11月12日に無事にオランダに到着しました。

シンタクラースは「シンタクラースの書」という大きな赤い本を持っており、その本には、それぞれの子どもが1年間良い子だったか悪い子だったかが書かれています。良い子にはプレゼントを、悪い子はスペインに連れていかれるのだそうです。

パレードには地域の人や子ども達も参加します。中央の男の子はピートの衣装を着ています。

シンタクラースと一緒にやってくるのは、ピートと白い馬です。

ピートはおっちょこちょいでいたずら好きです。12月5日の夜(それぞれの家庭により違いがあるようです)に、子ども達へのプレゼントをシンタクラースの指示で届けてくれるのはこのピートです。しかし、その配達した時、ピートは家の中を荒らしていくと言われています。

白い馬はオーゾースネイル(OZOSNEL=すごく速い)という名前で、シンタクラースはスペインに帰る12月6日(誕生日の翌日)まで、この馬で色々な町や家々を回ります。

シンタクラースからプレゼントをもらうために、子ども達が用意するものが2つあります。まずは自分の靴に人参、そして一杯の水。これはどちらもオーゾースネイルのためなんだそうです。ピートのために角砂糖などを置く場合もあるようですが、本校では「虫歯になるとかわいそうなので、人参と水だけにしてあげて下さい。」とオランダ人の先生からのお願いがあったので、自分の靴に人参、そしてコップ一杯の水を用意する予定です。人参と水は「何日に置いておく」という決まりがあるのではないようで、それぞれの家庭で早い時期から置いたり、ギリギリになってから置いたりと様々なよう。早くから用意していると、時々、人参や水がなくなりチョコレートやクッキーがその代わりに置かれていたりすることもあるようです。

そしてプレゼントには、子ども達にシンタクラースからのメッセージが添えられています。よく頑張ったといった良いことはもちろん、時には努力しないといけないことも書いてあるのだとか。なぜならシンタクラースは持っている赤い本には全ての子ども達の所業が書いてあるので、全てをお見通しとのことです。

もしかすると、このJSRにもシンタクラースが来てくれるかもしれません!

楽しみに、そして良い子にして待ちましょう!

 

避難訓練

 今年4月から数えて、3回目の避難訓練を行いました。

 前回、前々回の避難訓練は火災による訓練でしたが、今日の訓練はテロや不審者に備えたものでした。通称は「ロックダウン」。もちろん隣のNAISRも一緒です。

 教室からすぐに避難せずに安全が確認できるまで、

  ①教室のドアを内側からカギをかける。

  ②ドア横のガラスには発泡スチロールで目隠しをする。

中2教室の様子

  ③ブラインドを下げ、外から覗けないようにする。

  ④静かに身を隠す。

 その後、NAISRの職員とともに安全を確認した教員が、教室のドアの外側から鍵を開け、避難場所に避難するよう指示する。このような流れで訓練は行われました。

 

 

薄暗い校舎内・・・ ブラインドもしっかりと閉めているからです。

 避難は静かに、そして速やかに行われました。

 いつ、どこで、何が起こるのか分かりません。この機会に、各ご家庭でも避難場所や経路などを話し合ってみてはいかがでしょうか。

10月31日 

 秋休み明けの今日、10月31日(月)、児童生徒全員が元気に登校しました。

 秋華祭も終わり今日から通常通りの時間割となりました。それぞれの学級では秋華祭の振り返りをしたり、委員会活動の11月の活動計画を立てたりもしました。

1.2年生 学級活動「係決め」

 

3.4年生 学級活動 「秋華祭の振り返り」
中学部2年生 理科「銅の酸化と酸化銅の還元実験」

 

 今日はハロウィン?です。お隣のNAISRの子ども達はそれぞれが思い思いの衣装を身に付けて登校していました。小さな子ども達だけではなく、中学生や高校生までも・・・

 明日から11月です。昨日から冬時間となりました。学校内の時計も1時間針を戻し冬時間仕様としていますが、もしかすると忘れられた時計があるかもしれません。気が付かれた場合は職員まで声をかけてください。

 秋華祭に向けてのポスター作り

 中学部美術では、秋華祭のポスター製作を協働で進めています。全体の構成をみんなで意見を出し合って決め、今度はペンキやアクリル絵の具、ペンなどで色をつけていきます。「ペンキって広がりにくいから難しい。」「いい色がでているね。」とみんなで作業するからこそ、お互いに気付いたことを伝えていました。集中して取り組む姿が素敵でした。

2022年10月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : JSR

ブカレスト日本人学校と合同授業をしました!

 小学部1・2年生が、ルーマニアにあるブカレスト日本人学校の2年生と一緒に、オンライン授業をしました。今回が初めての顔合わせの授業だったので、まずはお互いの自己紹介と、ジェスチャーゲームをしました。

初めて会うお友達に、みんな少し緊張しています。
ジェスチャーでお題を上手に伝えられるかな?

 ジェスチャーゲームの後は、国語の授業です。今回は、漢字の神経衰弱をしました。プレゼンテーションの画面を共有して、お互いの学校が番号を言ってカードをめくっていきます。

神経衰弱はとても盛り上がりました!

 ロッテルダム日本人学校は、全校児童生徒が20名と、大変小規模な学校です。きめ細やかな指導ができるという少人数の良さがある一方、多様な考えに触れたり、みんなで協力して課題解決をしたりといった、協働的な学びの機会がどうしても少なくなってしまいます。

 これらの課題を解決するために、他の小規模な日本人学校と繋がり、遠隔合同授業を行う実践をすすめているところです。JSRの1・2年生も、ブカレスト日本人学校の友達と一緒に勉強ができて、とても楽しかったようです。今回は初回でレクリエーション的な内容が多かったですが、次はお互いの考えたことを発表し合ったり、1つの学習内容のまとまりを一緒に勉強したりして、単発での交流にするのではなく、継続した授業を実施する予定です。

小1~4年生で自主学習を紹介し合おう!

小学部1年生から4年生で、これまでに家庭学習で取り組んできた自主学習を紹介し合いました。

 ノートに漢字や計算の練習をした子

 自分が疑問に思ったことを調べた子

 工作をして作品を仕上げた子

 得意な絵を描いた子

 習い事をがんばっている子・・・。

 一人一人が取り組む内容はちがいます。しかし、自分ができることを伸ばしたり、苦手なことをできるようにしたりと、めあてをもって取り組むことができています。

 3・4年生は、「け・て・ぶ・れ」の方法を活用し、「計画・テスト・分析・練習」のサイクルで、自主学習に取り組んでいました。

 自主学習のよさは、自らが進んで取り組むことにあると思います。どんな内容でもよいので、子どもが自主的に学習に取り組み、「学ぶことの楽しさ」を実感できると良いなと願っています。

 

ふれあいランチ

今週・来週は、ふれあい委員会の児童生徒が企画した、
「ふれあいランチ」があります。

普段はそれぞれの学年の教室で昼食を食べていますが、
ふれあいランチの時間は、キャンティーン(日本人学校とNAISR共用の食堂)で、
2学年ずつ日替わりで集まって食べます。

今日は、小5と中2の児童生徒が一緒にランチタイムを楽しみました。

普段から学年を超えて仲の良いJSRのみなさんですが、
ランチタイムを一緒に過ごして、さらに仲を深めています。

お昼休みのできごと

 9月7日(水)のお昼休みに、いつも通り、子供たちと一緒にプレイグラウンドにいたときのこと。

 思い思いに自分のやりたい遊びを、いろいろな場所で繰り広げる子供たちの中で、ある小学校2年生の男の子が「ドロケイやろうよ」と言い始めました。普段だったら「こっちをやりたいから」と素っ気なく対応してしまう子もいたり、「いいよ」とは言ったものの、人数が集まらなければそのままフェードアウトしていく子がいたりと、中々上手くいかないこともしばしば。そんな中、

 その子はブランコの方へ行き、声を掛け。ジャングルジムへ行き、声を掛け。ぐるぐると動き回り、2分後には小学1年生~中学2年生まで全員が集まる大きな遊びの流れが出来ました。

 そしてその後みんなが一緒に「ドロケイ」をする姿。JSRの子供たちのもつ一体感が形になった瞬間だなあと驚きました。

 そして何よりも、みんなに声を掛け始めた子がいたから、この遊びが始まったことに気付いていた私は、とても興奮していました。その子がいなかったら、生まれなかった機会。この「行動し始めたことの良さ」が伝わるように、興奮を胸に秘めながら、担任の先生にこっそりとこの出来事についてお話しました。

 「みんなで」と思いながら過ごすことができる時間は、ちょっとだけ幸せな時間だなと感じました。