中学部2年 社会「歴史」の学習

 中学部2年生では、ゲームを自作して、楽しみながら学習を進めています。

4人対戦ですので、いつも参加者を募っています。

 ゲームは歴史上の人物を集めていくという、いたって簡単なルールですので、誰でもすぐに参加できます。

 しかし、その歴史上の人物のコマ(パイ)の集め方で、点数が違ってくるというもの。各人物は時代別に色分けをされて、どのように集めていくのかというところに作戦と運、思い切りの良さが必要となります。

 授業の終わりや初めの数分間を使って対戦しています。
 保護者の皆さん、このブログを読んでいただいている皆さん、一度、中2生と対戦してみませんか?

2024年4月23日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : moronaga

新学期が始まり・・・

令和6年度の教育活動がスタートして今日で1週間となります。

新しい友達、教室、教科、先生にも慣れてきた頃でしょうか。

今週は月曜に発育測定、火曜日に委員会、今日は新入生歓迎会がありました。

身長、体重、視力を計測しました。

 児童生徒会が企画した新入生歓迎会は、1時間目が始まる前に行いました。

 全校児童生徒で「じゃんけん列車」をしました。入学したての小学校1年生の後ろに背の高い中学3年生が続くという、JSRならではの光景も見られました。

 短時間でしたが充実した時間となりました。

2024年4月17日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : moronaga

令和6年度の教育活動が始まりました!

 4月11日(木)に始業式を行いました。

 今年度は新しく4名の転入生と1名の派遣教員を迎えてのスタートとなりました。

 始業式では、今年度も大切にしてほしいこと4つについて話をしました。

1つ目は、「Warm Heart」を忘れず、生活しましょう。

 「Warm Heart」とは、①「笑顔」、②「おもてなし」と「ありがとう」、③「しりたいな」と興味を持つこと、④「いいね」を見つけ合うという本校が大切にしている心構えになります。

 いつでも・どこでも・誰とでも、気持ちよく学習や生活ができるよう、いつもの生活だけはもちろんのこと、特に新しい仲間が学校に来た時や他の学校の人達との交流の場、校外学習などで出会ったりお世話になったりする人たちにも、この「Warm Heart」を大切にしていってほしいです。

 新しくJSRに来た人たちにとっては初めて聞くことになりますので、近いうちに全校で確認します。

2つ目は、しっかりと考え、友達と交流しましょう。

 自分の考えを持ち、それを伝えることはと持て大切なことです。また、他の人の考えを聞き、自分の考えと比べ、共通点や相違点を見つけたりする中で、自分の考えを改めて見直す機会となりますし、さらに考えを深めることにつながってきます。JSRでは遠隔合同授業や現地校との交流を沢山行っています。たくさんの人と出会って話をし、色々な考えに触れながら成長していってほしいと願っています。

ブカレスト日本人学校との遠隔合同授業「国語」

3つ目は、色々なことに挑戦しましょう。

 色々な可能性を秘めているJSRの皆さんに、新しいこと、勇気がなくて今まで踏み出せなかったこと、更に力を高めるために「挑戦」をしてほしいと願っています。そのためにも目標を立てて、毎日忘れることなく少しずつ努力を重ねていってほしいと思います。

選択学習の様子(目標を立て、好きな勉強を好きな方法で)

4つ目は、安全です。

 登下校中だけでなく、校内でも校外学習の場でも、また、家にいる時でも安全に気を付けて生活をしてほしいと思います。自分の命も家族や友達、周りの全ての人々の命を大切にしていってほしいと願っています。

この話の後、担任発表(きっと子ども達にとっては始業式のメインイベント)を行いました。

このようにJSRの令和6年度がスタートしました。今年度もできる限り学校の様子などをこのHPでお知らせしたいと思っております。

 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年4月13日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : moronaga

食文化紹介シリーズ「餅」

3月4日に、現地校に「餅」を紹介しました。

今回は5・6年生が「餅」についてのプレゼンテーションを作成し、現地校の子たちに紹介しました。その後、つきたてのお餅を食べてもらいました。

本校から参加したのは2年生から6年生。お昼の時間に2~4年生は、現地校の子ども達と一緒に昼食を食べ、その間に5・6年生が各教室を回り「餅」紹介をしました。

その後2~4年生は現地校の子ども達と遊び、その間5・6年生とボランティアのお母さんたちで、餅つきの準備をしました。

臼と杵を使って餅つき・・・ができればよかったのですが、今回は機械を使ってつきました。

現地校の子ども達の反応は・・・

「美味しい!」と大好評でした。

きな粉とさとう醤油を用意していましたが、どちらかと言うとさとう醤油の方が食べやすかったようです。

「今度はいつ来てくれるの?」「次は餅アイスが食べたい!」等の声も聞こえました。

現地校に通う多くの子ども達は「Mochi」という言葉を知っており、これにも驚きましたが、「食べたことのある!」子も数名いました。

今回の学習は、5・6年生の家庭科の学習の一環で「餅」紹介を行いました。プレゼンテーション資料の作り方は、5・6年生にとっては朝飯前。しかしそれを英語で紹介しなければならなかったのがチャレンジでした。PCでの翻訳機能を使うと英訳も簡単なのですが、それでは難しい言葉が並んでしまいます。

現地校の子ども達が理解できるように「簡単な単語を使うこと」「短い文章にするとこと」を英会話担当の先生にアドバイスをもらいました。10分足らずのプレゼンでしたが、2週間の準備期間が必要となりました。

「餅」紹介も大変価値のある活動でしたが、5・6年生にとっては、自分たちの知っている中の英単語の中でも、より簡易な単語を活用し、説明していくことに大きな価値があったように思います。

(現地校の子ども達の映り込みもありますので、今回は写真の掲載は最小限となっています。

2024年3月6日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : moronaga

日本の食文化紹介シリーズ「餅」

来週、現地の小学校で小学部5・6年生が日本の「餅」を紹介します。

今回は長年お世話になっているJSRの近くにある小学校。先日の文化紹介にも来校してくれた学校です。

この学校には2年生から4年生までは、何度かお弁当を持って遊びに行っていますが、今回は5・6年生がメインとなります。

今回の活動は、ただ「餅」を食べてもらう、体験してもらうというものではなく、日本の伝統的な食文化を学ぶ家庭科学習の一環で行うものです。

5・6年生は2人ずつのグループに分かれ、「餅について」「米について」「食べ方について」「作り方について」2分間ずつのプレゼンを行う予定です。スライド作りから台本前自分たちで作りました。

難しいのが、相手がオランダの小学生ですので、英語、それも簡単な表現と単語を使わなければならないとこ。日本語でもそうですが、簡単で適切な単語と表現を使うというのは、伝えたい言葉の意味をしっかりと理解し内容を本質的に再思考することです。JSRでも下の学年に学習の成果を発表したり、伝えたりする活動を行いますが、これは、下の学年のためではなく、あくまでも発表する学年のためのものです。

さて、5・6年生はと言うと・・・

昨日までに英会話の授業で3回のリハーサルを行いました。英会話の先生に表現や単語が難しいところや、分かりにくいところを指摘してもらい少しずつ内容や画像を変更してきました。

本番は3月4日(月)の予定です。少しドキドキすると思いますが、しっかりと練習の成果を出し、みんなで楽しく「餅」を食べながら交流できることと思っています。

2024年2月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : moronaga

餅つき

5・6年生の家庭科では日本の食文化「おせち」と「餅」について調べまとめました。

「おせち」については、学校の掲示板で紹介し、「餅」については現地校の子ども達に向け紹介発表の準備を現在しています。

「餅=rice cake」についてはオランダの人でも意外と知っていて、「Mochi」で通じることもあります。

それでもオランダの子ども達に「餅」について紹介するとなると、色々なことを考えなければなりませんし、それも英語でとなると、まとめて終わり・・・とはいきません。

さて、餅つきの本番は3月5日を予定しています。今回はあくまでも「餅」を紹介することがメインですので、実際の餅つきは機械で行います。

餅つきは午後から、そして、「餅」紹介は現地校のお昼(弁当)の時間を使い、10分程度で行う予定です。

5・6年生で4つのグループに分かれ2分間ずつの時間設定。

19日(月)の英会話の時間に、出来上がったばかりのプレゼンを発表し合いました。また、英会話の先生にも英語のチェックやしゃべり方、写真の見せ方などのアドバイスをもらいました。

どうしても餅の種類を紹介するとなると「桜餅」「菱餅」「牡丹餅」などなど、日本語を多用していかなければなりませんが、オランダの、それも子ども達なので・・・と次のようなアドバイスをもらいました。

①日本語の単語は少ない方が良い。

②英語も短い文章で簡単な単語を使った方が良い。

③ゆっくり話さないと、英語が得意じゃない子もいるから分かりにくい。

④写真を指差しながら説明すると分かりやすい。             等

今まで、下の学年に何かを紹介する時は、できるだけわかりやすい単語や文章で説明することを意識してきましたが、今回は、伝えたいことがたくさんある中で、短い時間で、しかもオランダの人達へと言うこともあり、できるだけシンプルな文章で説明にすることだけでなく、内容の精選にも意識しなければならないことが分かりました。

本番は3月5日(火)ですが、餅つき自体の練習も必要ですので今週に餅つきの練習を、プレゼンテーションについては来週と再来週に再度、再々度、内容についてのリハーサルを行い、更に分かりやすい説明になるよう精度を上げていきたいと思います。

2024年2月20日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : moronaga

航空教室

2月9日に、ANAブリュッセル支店様による航空教室がありました。

昨年はキャリア教育の視点から、5年生以上が参加しましたが、今年は4年生以下と5年生以上の2つのグループに分かれて、教室を開いていただきました。

今回のお話は、会社についてと整備について。機体の仕組みや、整備の方法・頻度など。

左右の翼の先端に光っているライトは左右違う色、飛行機のタイヤの溝は自動車とは全くちがう等々、知らないことばかりで、「へぇ~。」の連発でした。

5年生以上の教室でも会社や整備の話でしたが、年齢に合わせてSDGsの取組などのお話もしていただきました。

本当に貴重なお話を聞かせていただく機会となりました。ANAの皆様、ありがとうございました。

今までと少し違う視点で飛行機を見ることができそうですね。

2024年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : moronaga

女子会!?

2月1日の6時間目に1・2年教室に女子児童生徒が集まり、話合いやゲームを通して交流しました。普段から声を掛け合ったり話したりしてはいますが、改めて一緒に授業を、それも男子抜きでというのは初めてでした。

話の内容は・・・内緒!です。  なんせ女子会ですから・・・

いつもと違う雰囲気の中、それぞれの持ち味を生かして、交流ができました。

では、その一方で男子はと言うと・・・

皆で円になって、緊張しながらも真剣な表情で話をしています。

休み時間中の出来事について皆で振り返っています。

日頃の生活で「どうしたら良くなるのか」を「集団」で話し合える機会はなかなかありません。

「○○○だったな~」と自分の心の中で思うことが多いでしょう。

でもだからこそ、この「授業」で子供たちは「円」になって「ボールを持って」真剣に話をしていました。普段は言いにくいことも本音で伝えました。

色々な人にそれぞれの価値観がある。

でも「人は人」で切り離さないで、たくさんの話を聞いて、改めて自分の視野を広げたり、考えを深めていくことで、物事をより良い方向にもっていこうとするJSRの子供たちの「活力」につなげていけたらと思います。

2024年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : moronaga

水泳が・・・

今日はみんなが楽しみにしている水泳の授業がある日でしたが、急遽バスが運行できないとのことで、準備をしていたにもかかわらず、水泳を行うことができませんでした。

それならこの時間を利用して、全校で活動しよう!ということで、ふれあい委員会が急遽集まり、あふれあいタイムを行いました。

まずは、震源地ゲーム。ルールはみんなで円になり、その真ん中に鬼。円になった人たちの中で代表を決め、その人がするポーズをみんなで真似て、鬼はその代表を見つけるというもの。

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鬼が背を向けていたり、目が離れていたりするところで次々とポーズを変える代表。わざとポーズを真似るのを遅くしたりするなど、空気を読みながら鬼に悟られないようにする団体戦です。簡単なようで、なかなか難しいゲームで大変盛り上がりました。

次はチーム対抗の雪合戦ゲームです。2つのチームが対手の陣地にある大きなボールを捕れば勝ちとなるゲームです。

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学年に合わせて、玉にあたっても何回かまではオッケーとするハンディもあり、みんな夢中になって玉を投げ合いました。

紅白玉なので当たってもそれほど痛くなく、また、学年に関係なく活躍できるゲームで、こちらも大いに盛り上がり、ゲームを終えることができました。

急な予定変更はよくあることです。このように気持ちを切り替え、みんなで有意義な時間が過ごせるようにと活動を考えてくれた ふれあい委員会の皆さん、ありがとうございました!

2024年1月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : moronaga

遠隔合同授業について

昨日の4年生遠隔合同授業「道徳」に関しては、既にブログで紹介いたしました。

今回の授業では、まずは全体で、その後、それぞれのグループに分かれて意見交流をしました。ご存じの通り、それぞれのグループというのは、互いの学校の中でのグループではなく、2つの学校の児童が混ざり合ったグループの事です。

いくら互いの学校(学級)が少人数だとしても、なかなか児童によっては恥ずかしくて発言できなかったり、形ばかりの交流になってしまうことがあります。そこで小グループで交流したり学び合ったりすることで、全体では発表するのは苦手だけど、小さなグループでなら発表ができるという児童、また、より深く互いを知り合ったり交流したりできると考えています。本校では今年度からこの小グループによる交流を取り入れています。

さて、本校の目指す遠隔合同授業は、2つの学校が合同で授業を行うものではなく、テレビ会議システム等を通して、2つの学校(学級)を1つの学習集団として育てる授業を行っていくことです。そうすることで、2つの学校(学級)全体で、また、小グループに分かれても、同じ空間で同じ学級の仲間として授業を進めていくことができ、少人数学級の課題を克服できるとの仮説のもとでの取組です。

12月に行ったブカレスト日本人学校とのお楽しみ会(小学部3年)

これまでローマ日本人学校、ブカレスト日本人学校と取組を進めていく中で、一つ一つの課題を互いが知恵を出し合いながら解決し、新たな視点を持って実践をすすめることができました。また、大きなとは言い難いですが、成果についても見えてきたものもあります。

先週の小学部4年生による遠隔合同「道徳」

今年度の教育活動はあと2か月で終了しますが、来年度も引き続き遠隔合同授業の取組を進めていきたいと思っています。

2024年1月25日 | カテゴリー : 校長室より | 投稿者 : moronaga