中学部1年生の社会(地理)では、アジア、ヨーロッパ等、世界の諸地域の学習をします。
いまはアフリカの地域について勉強しているところです。その学習の一環で、フェアトレードの認証がされている商品を探しに、近所のスーパーマーケットに行きました。
発展途上国では、貿易相手国から、より安い価格で農産物等を売るように求められることがあります。フェアトレードは、公正・公平な貿易を行い、適正な価格で農産物等を購入することで、生産者の生活と自立を支える取り組みです。
授業で学習したアフリカの農産物の特色から、コーヒーやお茶、チョコレート(カカオ)等にフェアトレードのマークがあるのではないかと予想し、まずはコーヒーの売られている棚へ。
早速発見しました!このコーヒーは、行ったスーパーのプライベートブランドなのですが、全てのコーヒーにフェアトレードマークが付いていました。その後、チョコレートやお茶、ココア、ココナッツミルクなどにも付いているのを見つけました。そして意外なところにも・・・
なんとアイスクリームにもフェアトレードマークが付いていました!「Ben & Jerry’s」という、アメリカのアイスクリームメーカーで、オランダではどこのスーパーでも売っています。まさかアイスクリームにも付いているとは思っていなかったようで、生徒たちはとてもびっくりしていました。(ちなみに日本からは数年前に撤退してしまいました。)
フェアトレードの商品かどうか、普段はあまり意識することは無いですが、実際にスーパーマーケットに行って見つけることで、オランダでは多くの商品がフェアトレードを意識しているということを知ることができました。