夏休み明けから5・6年生の家庭科では「持続可能な社会を生きる」と題し、生活と環境のつながりを考え、今自分たちにできることを提案するための準備を進めています。
エネルギーや水、温室効果ガス、食品ロス等々、それぞれの問題意識と興味から問題点を洗い出し、具体的な行動が提案できることを目標にしています。これは夏休み前に国語の学習で学んだ提案文の作成方法を活かしながら、今回はさらに、
① 身近な生活から環境問題を考えること。
② 客観的な資料を用いて、問題意識を提起すること。
③ より具体的で毎日の生活に密着した提案であること。
を大切にしています。
環境に関しては、色々な学習で、また、ニュースやテレビ番組などの生活の中での情報から多くのことを得ることができるため、何が悪くて、どのようにすべきか、という点では、5・6年生の子どもたちも大人と同じように情報を持っています。また、ネットで検索すればいくらでも情報は得られます。しかし、それがなかなか自分たちの生活とつながっていないのも確かです。
家庭科の学習として、自分たちの身の回りや生活の仕方から環境について考えたり繋げたりして、自分たちの生活を見つめ直していってほしいと思います。