JSRの「Warm Heart」とは!

 「Warm Heart」はロッテルダム日本人学校が大切にしている経営方針の一つであり、礎としているもの一つです。コミュニケーションスキルを含む社会技能・技術(Social Skill)であり、言うなれば、世界人としての常識・スキルに当たります。これからの社会(世界)を担う本校児童生徒に身につけさせたい力です。

Warm Heartは4つから構成されています。

Smile  ~笑顔~

人の心は相手を移す鏡でもあります。笑顔には笑顔。怒った顔には怒った顔が返ってきます。笑顔で接することはコミュニケーションを図っていく上ではとても大切なものです。

また、笑顔は相手の心のカギでもあります。日本から離れ、このオランダで生活を始めたとき、たくさんのオランダ人の笑顔に癒されたり、助けられたりしたのではないでしょうか。少しだけの笑顔でも、相手はその何倍にも癒されたり慰められたり、心が温かくなったりします。

笑顔は相手のためのものではありません。いつかは自分に返ってくるものです。そして、自分の心のカギを開けることにもつながります。

Welcome &Thanks  ~ようこそ&ありがとう~

日本語には「おもてなし」という言葉があります。この「おもてなし」とは心を込めた接遇、相手のことを考えて一生懸命お世話をすることです。Welcome&Thanksはこの「おもてなし」と似ているところがあります。相手を心から受け入れる、理解するということ、そして、しっかりと感謝の気持ちをもち、言葉に表すこと。ありがとうと言うことだけでなく、何事に対しても感謝の気持ちをもって生活することにつながってきます。

自分ならこうしてほしいな! こんなことを言ってほしいな! と思っていることを相手に対してもしてあげることは大切です。なぜならそれは全て自分に返ってくるからとも考えられます。

Compliment  ~いいね!~

友達のよいところを見つけること。良いところを見つけたら、すぐにその友達に伝えてあげましょう。友達だけでなく、自分のよいところもたくさん見つけてほしいです。友達や相手のご機嫌をとるためではありません。自分が良いと思ったことはしっかりと相手に伝えていくことが大切です。どんなことにも良いことは含まれています。失敗したこと自体もそこには次へのチャレンジが含まれています。それはなかなか自分では見つけられないものです。ですからぜひ、見つけてあげましょう。困った時、くじけそうになった時、そういった言葉が元気の源になります。また、うれしい時、楽しい時は、うれしさや楽しさ言葉によって2倍にも3倍にもなります。

もう少し、考えを進めてみると、「自分で考え判断する」ということにつながっていきます。自分自身でしっかりと判断し行動することは、とても大切です。どう考えたり思ったりしているのか、それをしっかりと伝えることは、これから社会に出る皆さんにとっては必要不可欠なこととなります。ただ自分が考えたり思ったりするのではなく、その考えや思いに根拠がなければ理解してもらうことは難しいです。いろいろな人の意見を聞いたり比べたり、色々なものを見たり経験をしたりする中で、自分の考え・意見というのはより確かなものとなります。そして、勉強も自分で判断する上で大切な要素、材料となります。しっかりと自分の意見をもつこと、そして根拠をもってそれを表現できる伝えることができるということを大切にしていってほしいと思います。

Complimentとは「友達やお自分のいいところを見つける!」「なんでもかんでも、ただ褒めればいい」という単純なものではありません。相手のことを思い考えること=自分の考え、思い、判断がベースになります。相手の心を温かくさせたり、勇気を与えたりする価値あるものでなければなりません。

Show interest ~知りたいな~

興味を持つこと、それは私たちを成長させるための第一歩と言っても過言ではないでしょう。興味がなければ何事も始まりません。相手に興味をもつということは相手を受け入れたいという気持ちの表れです。同時に自分も受け入れられるための第一歩です。

 いろいろな活動を通して育んでいきます!