

10月から、小学部では毎週木曜日の朝の時間を活用して「サークル対話」の活動を始めました。
「サークル対話」とは、みんなで円になって座り、一人ずつ自分の考えや気持ちを話したり、友だちの話をじっくり聞いたりする時間です。話す人も聞く人も大切な役割をもち、安心して話したり、あたたかい気持ちで聞いたりすることを大切にしています。
この活動のねらいは、子どもたちが「自分の思いを言葉で伝える力」と「相手の話をしっかり聴く力」を育むことです。また、友だちの考えや感じ方の違いに触れることで、お互いを理解し合い、認め合える関係を築いていくことも目指しています。
「サークル対話」は、本校が大切にしている異年齢活動にもつながっています。異なる学年の友だちと関わるときには、自分の気持ちを落ち着いて伝えたり、年下の子の話に耳を傾けたりする力が求められます。サークル対話で培った「話す力」「聴く力」「思いやる姿勢」は、そうした場面にも生かされていきます。
円になって話す子どもたちの表情はとても真剣で、あたたかい雰囲気に包まれています。
これからも、互いを大切にし合い、安心して過ごせるクラス・学校づくりを進めていきます。
