今日も水泳学習がんばりました

今日も朝から、3つのグループに分かれてレッスンが始まりました。泳ぐ力がついてきたグループは、4mほどの深いプールにも挑戦し、飛び込みや泳ぎの練習を進めています。基礎を中心に学ぶグループは、浮く・潜るといった動きにじっくり取り組みながら、少しずつできることを増やしています。

オランダは水に囲まれた環境ということもあり、子どもたちが「水の事故から身を守る力」を身につけることが特に重視されています。日本の学校で行う水泳学習が「泳ぎ方の習得」が中心であるのに対し、オランダでは 落水したときの対処や、安全に浮いて助けを待つ方法など、実生活に直結した安全教育が柱 になっています。

また、オランダには全国共通の水泳資格である 「スイムディプロマ」 があり、多くの子どもがスイミングスクールでレッスンを受けながら取得を目指します。こうした体系的な仕組みにより、水辺で安心して生活できる力を段階的に育てていくのが特徴です。

本校でも ロッテルダム市の補助を受けて 現地スイミングスクールでレッスンを行っています。オランダならではの実践的な安全指導に触れながら、一人ひとりが自分のペースで水に親しみ、できることを少しずつ増やしています。これからも、子どもたちが水の中で自信を広げていけるよう、みんなで応援していきたいと思います。