ろうそく以外も燃えるかな?

 6年「物の燃え方と空気」では、ろうそくを使って燃焼実験を行います。燃焼前後の空気の変化では、酸素が使われて減り、二酸化炭素が増えることを学びました。

 マッチで火をつける操作は、最初はちょっと怖い…でも、チャレンジして上手になりました!

 燃えさし入れに、火の消えたマッチを投入すると「ジュッ」と音がします。

 カ・イ・カ・ン(快感だそうです。)

 石灰水を扱う時は、保護メガネを使います。

 気体検知管の操作に、すっかり慣れました!

 黄色の本体に取り付ける手際がよくなり、次々に実験が進みます。

 気体検知管の両端のガラスを折る感触が、6年生は好きなんだそうです。

 実験のまとめをしていたら…「ろうそく以外の物を燃やしたら、どうだろう?」という疑問が!

 教科書には「ろうそくのほか、木や紙などが燃えるときにも…」と書かれていて、3種類の実験例が出ていますが、教科書を見ることなく6年生の疑問は次々にふくらみます。

 実験素材もいろいろ思い浮かびました。

 「マッチのもえさしの軸の木は、どうだろう?」「紙もいろいろあるけど…」

 「消しカスは?」「ラップは?セロテープは?」「布毛糸は?」「チョークは?」

 いろんな素材の燃焼実験にチャレンジします。自分達で分担を決めて、協力したり交替したりしてスムーズに実験が進みます。

 完全に燃えて炭化した「鉛筆の削りカス」のような燃え方のもの、溶けて丸まって煙を出すもの、マッチの炎に接したところだけ焦げるような燃え方のもの、燃えないもの…燃えるといっても、いろんな燃え方があることに気付きました。

 燃えなかったチョーク、アルミホイル、シャーペンの芯など。

 でも、チョークは黒くなった!

 実験中に燃焼さじが黒くなっていたことに気付き、ろうそくが燃えた後に出る「すす」が付いて黒くなっていたことを知りました。

 次々に疑問が浮かび、新たな実験につながる6年生の発想はスゴイ!

 教科書内容の発展実験から、たくさんの発見がありました!

2024年5月7日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : ishida