11月16日(木)に、小学部5・6年生が社会科の授業の一環で、校外学習に出かけました。
場所は、ロッテルダムが誇るヨーロッパ最大の貿易港であるユーロポートと、低温貯蔵施設の見学をさせていただきました。
ユーロポートまでは、バスで1時間くらいかかりました。途中の車内では、たくさん積まれたコンテナや貨物用の線路などが見えました。
ユーロポートに着いてからは、FutureLandという、ユーロポートの成り立ちについての博物館に行きました。今一番大きな港湾施設は、「Maasvlakte」というところで、大型のコンテナ船が入れるようにするために16.4mも掘って作られたということや、堀ったときに出てきた土や石を使って、埋め立てて港湾施設を作ったこと等を学びました。
また、コンテナ船やコンテナの積み下ろしが近くで見えるところまで連れて行っていただき、その大きさ間近で感じることができました。
次に、低温貯蔵施設の見学に行きました。本校でもお世話になっている日本企業の倉庫で、先日も小学部1〜4年生が社会見学で案内をしていただきました。
今回の5・6年生の見学では、ユーロポートの歴史や、食物等が輸入される時に検疫が必要な理由などについても詳しく教えていただきました。
5年生の社会科では、「わたしたちの生活と食料生産」の学習で、食料自給率や食の安全についての学習を行います。ここに貯蔵されている肉や魚も、検疫を受けて検査に合格したものが出荷されることや、検査に問題があった時には赤いラベルが貼られ、他のものと混ざらないようにしていることなどを実際に見て学ぶことができました。