ローマ日本人学校と問題作り

 9月末に、小学部5年生がローマ日本人学校と合同遠隔授業を行いました。今回は、算数「整数の性質」の単元を通して複数回の合同遠隔授業を行いました。

 遠隔での活動のメインは、倍数・約数などについての理解を深める問題作り活動でした。「全員が倍数(約数)などについて、きちんと理解するための問題作りをしよう。」という課題を持ち、それぞれの苦手とする部分についてや、どのような問題を作ると深く考えることができそうか、ローマとロッテルダム、二校の知恵を出し合って話し合い、考えました。

「約数はみんなが理解できてるけど、公約数を求めるのは苦手な人もいる。」「小さい数の倍数や約数は簡単にわかるけど、大きな数になると困るから、大きい数で問題を作る。」などと、お互いの話を聞き合いながら話し合って問題作りのポイントを決めました。

 最後に、自分たちが作った問題をkahootで解いて、算数の学習内容について理解を深めました。

 子どもたちも、ローマ日本人学校との合同遠隔授業が楽しみなようで、「今日はローマと合同(授業)の日じゃないんですか?」とよく聞きにくる日々でした。また次回を楽しみにしています。

2023年10月2日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : sugiyama