小学部5年生が、イタリアのローマ日本人学校の5年生と一緒に、算数の合同授業をしました。今回は1回目の合同授業だったので、今までに学習したことを使った算数のゲームを一緒にして、交流を深めました。
まずはお互いの自己紹介です。
次に、「倍数と公倍数」で学習したことを使った、倍数たいそうをしました。数字を順番に唱え、例えば2の倍数の時にはペンを持つといったように、ある倍数のときにだけ動作を行うゲームです。最初は簡単でしたが、3の倍数の時には消しゴムを持つ、4の倍数の時には立ち上がる等の条件を増やしていくと、公倍数の時にいくつもの動作を同時に行うため、難易度が上がっていきます。条件が増えると今何をすればよいのか混乱するようになり、お互い苦戦していましたが、とても盛り上がりました。
最後に、先生から出された図形の一筆がきにチャレンジしました。まずは1人でかけるかチャレンジします。
できた結果は、ホワイトボードの機能やiPadのAirPlayの機能を使って画面を共有し、実際に図形をかきながらローマ日本人学校の友達にも説明しました。自分が見つけたかき方と違うかき方が出てきて、「そんなかき方があるの!?」と新たな発見もあったようです。
11月からは1つの単元を通して、考え方を共有する場面で合同授業を実施する予定です。今回の一筆がきも、同じ図形でもいくつかのかき方が出てきました。普段の授業よりもたくさんの考え方に触れられるのが、合同授業のよいところです。次の授業でも、ぜひたくさんの考えを出し合ってほしいと思います。