学校保険制度について

「個人賠償責任保険Aansprakelijkheidsverzekering」加入のお願いと学校保険制度(団体傷害保険)について

1 「個人賠償責任保険Aansprakelijkheidsverzekering」加入のお願い

万が一の事故に備えて「個人賠償責任保険Aansprakelijkheidsverzekering」への加入をお願いいたします。

ご存じのように、日本の学校では、学校管理下における児童生徒の事故について、児童生徒の故意や過失にかかわらず、学校が加入する保険が適用されますが、オランダにおいては異なります。

本校においても、児童生徒が他の児童生徒を傷つけたり、施設や設備等を破損したりした場合、当事者による大きな故意や過失がない限り、保護者加入の保険を利用していただくことになります。既にオランダ国外の個人賠償責任保険にご加入されている場合は、示談代理交渉や弁護士費用補償等が付帯されていることを改めてご確認をお願いいたします。

2 学校保険制度(団体傷害保険)について

本校では、万が一の事故に備えて「学校保険(団体傷害保険)」に加入しておりますが、日本国内の学校保険とは異なり、セカンダリーカバー(第二次的補償)となります。

児童生徒がけがをした場合、第一次的に、保護者が加入されている健康(医療)保険で病院にかかる治療費等を補償していただきます。保護者が加入されている健康(医療)保険でカバーできない治療費について、本校の学校保険制度で補償することとなります。これがセカンダリーカバーです。

例えば、仮に治療費が保護者の加入する傷害保険で70%カバーされた場合、残りの30%が自己負担となります。その自己負担額が本校の学校保険制度の補償対象となります。

(1)保険会社:AIG Europe(Netherlands)NV

(2)被保険者:児童生徒、学校主催行事を手伝う保護者(70歳以下の方のみ)

(3)補償対象時間:

・児童生徒の就学時間(日課時間内)      

・児童生徒の登下校時      

・宿泊を伴う行事や課外授業等のイベント中

・児童生徒の保護者が学校主催行事を手伝っている時(学校へ行く途中や帰宅途中も含む)

(4)備考

 本校の加入している「学校保険制度(団体傷害保険)」は、JCCが窓口となり、オランダにある日本人学校2校と補習授業校4校が加入している学校保険です。

いずれにいたしましても、事故や怪我がないことが一番重要なことです。学校としても安全管理、指導を丁寧に進めていくべき、職員と連携し努めていきますので、保険加入についてご理解をよろしく賜ります。