学校概要

校長室より

校長室より

赴任のごあいさつ

 私は、令和2年4月に校長に就任しました茨城県出身の小林信行です。年度当初にコロナ禍に見舞われ着任が7月下旬となり、4月から日本とオランダを結んだオンライン会議、集会、授業が本校での仕事の始まりとなりました。これまで教員として中学校2校、小学校3校に勤務してきました。その他青年海外協力隊としてサモアで柔道の普及活動,そしてテヘラン日本人学校にも勤務してきました。これらの経験をこのロッテルダム日本人学校で少しでも生かしていきたいと思っております。歴史的に日本と深いつながりのあるオランダの地で海外子女教育に携われることに、大きな喜びと責任を感じております。よろしくお願いいたします。
 また、今年度から新学習指導要領が小学校から完全施行され、来年度は中学校で施行されます。そこに込められた思いは,「これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして,明るい未来を,共に創っていきたい。」です。その崇高な思いに応えられるように、ロッテルダム日本人学校のこれまでの良い伝統を受け継ぎ、さらなる発展ができるよう微力ながら全力で取り組んでいきたいと思います。
 ロッテルダム日本人学校は日本政府、文部科学省に認定された全日制日本人学校で、在蘭日本商工会議所(JCC)が設立母体の私立学校です。オランダ王国第二の都市、ロッテルダムの静かな住宅街の中にあり、平成4年(1992年)4月1日に設立されました。校舎は、オランダ王国、ロッテルダム市、インターナショナルスクール、日本人学校の出資により設立された国際教育センター(IEC)の中にあります。現在は、この施設の一部をインターナショナルスクールから借り受けて共有しており、インターナショナルスクールとの交流活動も行っています。
 本校の教育内容は文部科学省が示した学習指導要領に準拠し、在外教育施設としての特色を生かした小学校・中学校の教育課程を実施しています。したがって、各課程修了後は、日本と同等の卒業認定がされます。
 本校の教育目標である「思いやりのある人」「よく考え学びあえる人」「世界に目を開く人」の具現化のために、少人数によるきめ細かな授業を展開しながら「確かな学力」の定着を目指しています。そして、豊かな国際性を身に付け、21世紀をたくましく生き抜く児童生徒の育成に取り組んでいます。
  文部科学省、在オランダ日本国大使館、JCC等の関係機関、学校運営理事会、保護者、地域の方々と連携・協力しながら、安全で安心な学校、笑顔があふれる学校になるように取り組んでいきたいと思います。

 今後とも皆様のご理解、ご協力、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ロッテルダム日本人学校長 小林 信行

学校経営方針

学校教育目標
豊かな国際性を身につけた21世紀に生きる児童・生徒の育成
「思いやりのある人」
「よく考え学びあえる人」
「世界に目を開く人」

学校の様子

本校の取組
○恵まれた環境
・ロッテルダム市郊外の閑静な治安のよい地域に学校があります。
・インターナショナルスクール(NAISR)と同じ校舎を共有し様々な交流活動を行っています。
           

○安全の確保
・第一に児童生徒の安全を確保するため、保護者による送迎を原則とし、職員によるゲート入口での朝の登校確認・帰りの下校確認を行っています。
・デンハーグからスクールバスで通学しています。下校時、携帯電話によるスクールバス到着の安全確認を行っています。
・業間休み、昼休みの事故防止のために、職員による校庭、体育館での監視を行っています。

          
          

○相手を思いやる心の育成
『Warm Heart』=「Smile」、「Welcome & Thanks」、「Show interest」、「Compliment」
・学校行事、児童会・生徒会活動、和太鼓の演奏、ふれあいランチ(合同ランチ)、ふれあいタイム(共遊)、合同体育等の異年齢交流を通して、一人ひとりが自分の立場を理解し、相手の気持ちを思いやりながら協力して行動できるよう指導しています。
          
          

○少人数クラスによるきめ細かな指導
・全学年少人数クラスで、一人一人丁寧にきめ細かに指導し、自ら学ぶ力の育成も図り ながら、確かな学力の定着に努めています。(令和2年度は、3・4年と5・6年が 複式学級ですが、同時に教科担任制を採用した授業も行っています。)
                 
○国語教育・日本の伝統文化教育の充実
・朝の読書タイムは、全児童生徒が静かに集中して読書しています。図書室の蔵書 数は約8500冊で、パソコンによる図書貸し出しの集中管理を行っています。
・マロニエタイム(業間)等を活用し、漢字、計算力等の基礎基本の定着を図っています。
・スピーチ発表、話し合い活動、グループ活動を、授業の中に効果的に取り入れ、 表現力の向上に努めています。
・学校行事や児童会・生徒会活動での進行、発表、話合い活動を効果的に実施し、 表現力の向上に努めています。
・日本の伝統的な行事(七夕、節分、餅つき、和太鼓演奏等)を行い、日本の文化 についての学習をしています。 
          
          

○充実した英語教育
・経験豊富で指導力のあるオランダ人講師が英語(英会話)を担当しています。
 「小学部」1~4年週2時間の英会話(1コマ20分×週4回の効果的な指導)
      5・6年週3時間の英会話
 「中学部」週4時間の英語(週1時間オランダ人講師T2で参加)
      週2時間の英会話(1コマ20分×週4回の効果的な指導)
・体育の水泳を現地スタッフ講師による英語の授業を行っています。
・インターナショナルスクール(NAISR)と交流授業を実施しています。
          
         
    
○オランダ語の指導
・オランダ語に慣れ親しむために、校外学習(ハーリング、オリボーレン買い物レッスン)や現地校との交流と関連づけ、オランダ人講師による「オランダ語強調週間」を設定し、オランダ語会話の習得に努めています。

         

○インターナショナルスクール(NAISR)、現地校との交流活動の充実
・交流活動を通して、人とのつながりを大切にする心を育成するとともに、これまで学習してきたコミュニケーション能力(Warm Heart)を発揮する実践の場としています。
          
        

○現地理解教育(体験的な活動)、キャリア教育(進路指導)の充実
・現地施設見学、副読本「伸びゆくロッテルダム」を活用し、現地理解教育に努めています。
・外部講師招聘を通して、将来の夢や職業について考える機会を与え、日蘭の架け橋、国際社会で活躍できる人材育成に努めています。
         
           
○実践的な進路指導
・定期テスト(中間・期末テスト)以外に、業者テストを実施し、日本国内での実力を確認しながら進路指導を行っています。

○ICT(情報通信技術)環境の整備
・校内でインターネットが自由に使えるようにWi-Fi環境が整備され、全クラスで ICT機器(PC、iPad等)を効果的に活用しながら授業を行っています。
・電子黒板、プロジェクター等のICT機器を整備し、ICT機器を活用した効果的で 効率的な授業を行っています。
          

○保護者との連携・協力
・ホームページや学校便り等で学校の様子や情報を発信しています。日曜参観、学 校公開日、体験授業、新小学部1年生対象の体験入学を実施し、学校の様子を公 開しています。毎年、保護者による外部評価を実施し、課題等について改善に努 めています。
          

○教師の授業力・資質の向上
・教職員の専門性・同僚性を活かし、情報交換を行いながら授業実践を行っています。今年度は「ICTを活用したアクティブラーニング(主体的、対話的で深い学び)の指導法」をテーマに授業研究や職員研修を行い、教職員の指導力と資質の向上に努めています。