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5月17日 今日のJSR
お隣のNAISR(インターナショナルスクール)では、今日は「パジャマ・ディ」だそうで、朝からパジャマ姿の子ども達が、手にぬいぐるみ(寝る時に抱いたりしている物も、もってきてもOKなのだそうです)やアイマスク等をもって登校していました。
いつもとは違う雰囲気で登校するのは、子ども達にとっては嬉しいことのようです。
もちろんパジャマ姿が嫌なら普通の服でOKです(学年が上がるにつれ、普段着の子ども達が目立ちます。パジャマを着てこないからといって、誰かに何かを言われることはないようです。
さて、今日の朝は、今年度第1回目の「ふれあいタイム」がありました。ふれあい委員会が主催する、全校遊びの時間です。

今日の遊びは「ころがしドッジ」でした。四方を囲まれた内野にいる友達に、外野にいる人たちが外からボールを転がし、当たると外野に、当てると内野に移動していくというゲームです。
まずはボール1個から。ボール1個だけなら余裕でよけることができるのですが、時間が経つにつれボールが2個、3個。最終的には4個にまで増え、小学生だけでなく中学生も大変盛り上がりました。

昨年度までは、1か月に1度、第1月曜日の1時間目に、全校集会とセットでこの「ふれあいタイム」を行っていましたが、今年度から集会とは別に、始業前の8時35分から隔週、もしくは1か月に1度の間隔で行っていく予定です。
5月16日 今日のJSR
小学部3年生は、社会科の勉強で町探検に出かけました。
2年生の時に行ったことのあるベートーベン商店街でどのような店があるのかを確認しながら、大きく一周するコースをたどりました。

今回の探検の目的は、
①方位磁針を使って地図を見ながら歩く。
②ベートーベン商店街にある店を調べる。(地図作りに生かす)
③交流を続けているヒルデガルド校の場所とその横にある建物を確認する。
(おまけの④ 閉店したという噂のスーパーマーケットの今の様子を確認する)
でした。

写真を撮りながら、メモを取りながら、出会った人に挨拶をしながら、・・・・・・と忙しい活動となりましたが、天候にも恵まれ、また、多くの人達に挨拶をしてもらうなど、貴重な経験をする機会とにすることもできました。

来週は、今日の活動を活かし、自分たちで考えた地図記号を入れた学校の周りの地図を作っていきます。
英語って難しい!?
早期の語学教育が大切で有効と聞きますが、言語の習得に関しては、子どもより母語をしっかりと使いこなせる大人の方が速いと言われています。なぜなら人それぞれではありますが、年齢に応じた語彙力があり、母語の語彙の裏付けにより、より多くの単語を理解・習得ができ、また、理論的に文法を理解するため作文もできるのだそうです。

2023年4月27日キングスティ当日 エラスムス橋を背景に
もちろん、ここで言う言語の習得の速さは、「流暢に話すことができるようにもなる」ことを、意味するわけではありません。
日本人としては「流暢さ」もそうですが「発音」も気になるところです。スムーズなコミュニケーションには「流暢さ」や「発音」が大切かのように思っているところもあります。しかし、ヨーロッパで一番、140以上の国と地域から移民を受け入れている多国籍都市ロッテルダムにいると、「流暢さ」や「発音」の大切をあまり感じないというのが正直なところです。「何が言いたいのか」といった自分の「意志」「意見」「考え」が一番大切だと思わされます。また、個人の「ユニークさ」も大きな魅力となり、コミュニケーションを取りやすくします。

2022年6月22日 現地校「ヒルデガルド校」との交流
小さな時から日本語と英語に触れていればバイリンガルになれるのかと言うと、そんなに簡単ではないのではないでしょうか。しゃべることができても書けなかったり読めなかったりするようです。やはり、時間と努力がある程度必要ではないでしょうか。日本人の私たちが、日本語(国語)を学校で何年も勉強するんですから、日本語を母語とする私たちも、日本語習得に時間と努力が必要です。
小さな時期の言語獲得の様子を見ていると、それぞれの言葉に対しての対応(Replay)になります。そこから思考へと言語を発達させる必要があります。そこに学校の国語教育があります。日本人として当たり前に日本語を話している私たちは、その発達過程を無視しがちです。

2022年12月12日 オリボーレン・レッスン
そんなことを言っても、やはり小さな時から色々な言語に慣れ親しむというのは、とても大切なことのようです。
戦前戦中に幼少期を過ごした日本人と戦後以後に幼少期を過ごした日本人では、Tの発音が大きく変わると聞いたことがあります。「テー」と「ティ」です。これは「ティ」の発音が戦後に日本語の中に一般化されてきたからなのだとか。
いろいろな意見や研究があるかと思いますが、一般的に幼少期終わり(12歳)が耳の機能が一番高いのだそうです。それぐらいまでに聞いた音は頭にインプットされ音として記憶される。記憶されている音は発音できやすいそうです。それ以降となると、耳の機能が衰えてきて聞き取れないためインプットされない。インプットされていない音を発音するのは大変難しいのだそうです。
先にも書きましたが、色々な意見や研究があり様々な見方がありますが、確かに、戦前生まれの私の母親は、Tを「テぃ」と発音できません。「ティ」の発音できないところを見ると、あながち間違った説ではないのではないかと思っています。
日本人の英語力が低いと言われているのは、日本人の持つ性格であったり、学校の英語教育(完璧主義)によるところもあるかもしれません。しかし、それ以上に文化背景も関係しないという訳ではないと思います(これに関してはまた、どこかでお話します)。とにかく(「とにかく」という名の日本人コメディアンが今英国で話題なんだそうですね。彼の英語での受け答えにはセンスの良さが感じられるという人もいます)、JSRでは英語だけでなく日本語もたくさん聞く、たくさん話す・伝える場を作り、言語活動を活発にしていきます。

2022年7月5日 ハーリング・レッスン
Happy Friday!
金曜日の朝の挨拶は「Happy Friday!」
これは、隣のNAISR(インターナショナルスクール)の子ども達と先生との挨拶です。
今日は金曜日です。JSRでは明後日の日曜日に授業参観と学級懇談会、PTA総会を予定していますので、ちょっと短い週末になります。
ですからJSRの子ども達にとってそれほど「Happy Friday」という気持ちはないかもしれません・・・。
今日の中学部3年の英語の授業です。まだもう少し先の話ですが、しかしそれでも、卒業後の進路に向けて真剣な毎日を送っています。

授業の初めに担当の先生にによる英語勉強術伝達がありました。先生によると、勉強のやり方を少し変えると成績がグンと伸びることも往々にしてあるのだとか。
いろいろな勉強法がありますが、それぞれにそれぞれの方法がありますので、自分に合った勉強法を速い段階で見つけられると良いかと思います。

JSRでは、今年は週に3回の英会話の時間を設定しています。また、中学部では英会話担当教員との昼食会も週に1度設定しています(この時間は中学部の生徒も楽しみにしているようです)。小学部では英会話の時間の他に英語を学ぶ時間もそれぞれの学年に応じて時間を設けています。
使える英語を習得するためには、使う必要性とその場所の設定も大切です。今年は昨年以上に「英語を話す必要」のある場の設定を設けていきたいと考えています。
中学部「美術」
中学部の美術では、今年度年間を通し外部講師を迎え授業を進めていく計画を立てています。
今日から「点描画」に取り組んでいます。

写真のように、実物から下描き、点描へと進めて作品を作っていきます。
テーマは「オランダ」。花ありハーリングあり、人物あり。生徒自身がそれぞれのオランダのイメージを下描きしていっています。

どのような作品に仕上がるのか楽しみです。