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中学部 道徳の時間より「聞き方・伝え方」
まず始めにA4紙とペンをご用意ください。
以下の指示通りに書いてみてください。
「四角を書いてください。その上に小さな〇と大きな〇を書いてください。」
「大きな〇の下と小さな〇の上をくっつけてください。」
「四角の左上らへんから大きな〇の左の横にくっつく線を書いてください。」
「四角の右上らへんから大きな〇の右の横にくっつく線を書いてください。」
「最初に書いた線と同じところから今度は大きな〇の真ん中を通る線を書いてください」
さてどんな絵(図)が描けたでしょうか。
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写真と同じサイズ、形で書けたでしょうか。
「一方的に伝えた」ので正確に書けた人はまずいないでしょう。

生徒も四苦八苦しながら「伝えよう」としていました。
※最初は「一方的に伝えてみましょう」とルールを課しました。
この活動の根底には「伝えることの難しさ」があります。「伝えたい図形」を「伝えたい思い」とします。思いは相手には見えません。だからまずは言葉で自分の思いを伝えます。自分の「思い(図形)」を「正確に」相手に「伝える」ために言葉を選んで一生懸命に伝えようとします。
しかし、思いを伝えたい相手は自分の思っていることを「正確に」つかんでくれません。
これはコミュニケーションにおいてよく起こることですよね。
そして思いを汲んでくれないと、伝えている側もイライラして怒ったり、受け手側も相手が何を伝えようとしているのかがわからなくなり、ときに言い合いや喧嘩になったり、そして築き上げてきた関係が崩れてしまいます。

何が原因なのかをこの授業で考えました。言い換えると「どうしたら自分の思いが相手に伝わるのか」
生徒たちの考えでは
・「相手の立場になる」→相手は何がわかっているのか?なにが理解できていないのか?
・「(受け手側が)質問する」→「これでいい?」「こういうこと?」
・「伝えている側が)確認する」→「どこがわからない?」「少し見せて」
このやり取り自体がコミュニケーションの根幹であると思います。何かと効率よく済まそうとしてしまう世の中ですが、相手がいる場合、一方的に伝えるのではなく相手の立場を考えながら伝えたり、受け手側も相手の思いを「汲み取ろう」とコミュニケーションをとることの大切さを生徒たちは学んでいました。
5月23日 業間休み
毎週火曜日は音楽の授業のため、5・6年生の業間休みが少し前倒しになります。
お隣のNAISR(インターナショナルスクール)と時間を調整し、お互いの休み時間が一緒にならないようにしていますが、火曜日の5・6年生の業間休みは時間がかち合ってしまいます。
そんな時は・・・

今日はいい天気でしたのでNAISRの児童たちも大勢遊んでいましたし、お互いが違うボールを追うというもの危ないことなので、一緒にチームを作って遊んでいました。
小さな交流ですが、このような交わりが毎日の生活の中でできるのもJSRならではです。
中学部1年 社会科の授業
中学部1年の社会科の授業では世界の様々な生活と環境について学習しています。
その学習の一つとして、ドンジャラ風のゲームを楽しんでいます。
その名は・・・まだありません。復習のために今年度はじめに中学部2年生が作ったものです。

パイは45個。それぞれに世界の国の名前や有名な風景や建造物、食べ物などが書かれており、「熱帯」「温帯」「乾燥帯」「寒帯」「高山帯」に分かれています。

同じ気候帯3枚を3種類集めると、上がり!となります。また、麻雀の「役」のように「食べ物」や「風景・建造物」もそろえると、点数が上がるようです。
さて今日の勝者は誰でしょう?

移動教室説明会
JSRでは、隔年で修学旅行と移動教室(ロッジで宿泊し、自分たちで食事を作り、普段体験できない体験活動を行う活動)を行っています。
今年は移動教室の年。2泊3日で計画をしています。
今日は参加学年の保護者の方々を対象に説明会を持ちました。ご参加いただきました保護者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

移動教室まではあと1か月と少し。それまでには運動会やジャパンエスティバル参加、中学部では中間考査となかなかの忙しさとなっています。
そんな忙しい中でもしっかりと活動計画を立て、思い出深い教室となるようにしていきたいと思っています。
コーフボール
中学部の体育では、「コーフボール」という競技を行っています。聞き慣れない名前の競技かと思いますが、実は、オランダ発祥の球技スポーツです。
ルールはバスケットボールに近いですが、ドリブルをすることは禁止されています。パスでボールを運ぶことになるため、相手のマークをかいくぐってパスをもらうことがとても重要なスポーツです。


ゴールはコートの中に置かれているので、360度どこからでもシュートを打つことができます。また、男女混合で行い、身体接触も禁止なので、体格差による不平等が起きないように工夫されています。
どこにパスを出すか、どのスペースに走り込むかなど、ゲームの中でたくさん頭と身体を使って頑張っています!