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教職員からの推薦図書~中学部生徒へ~

 5月からランチタイムを活用して、中学部を対象に教職員よる図書紹介を行っています。中学部生徒の読書の幅を広めることを目的としています。

第一回 「はじめての」 著:島村理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都

第二回 「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」 著:中川学

第三回 「宇宙で唯一の自分を大切にする方法」 著:山川亜希子

    「ワクワクしながら夢を叶える 宝地図活用術」 著:望月俊孝

以上の本が紹介されました。早速、推薦図書に挑戦している生徒もいます。読書の幅を広げ、さらに語彙力と表現力の向上につながることを期待しています。

2023年6月2日 | カテゴリー : 中学部 | 投稿者 : ijichi

「マース河」「彩」の全体練習が始まりました!

 今日から6月になりました。来週には、いよいよ在オランダ日本人合同運動会があります。
そこで小学部5年生以上は太鼓「マース河」、小学部1〜4年生は太鼓の音に合わせて「彩」を踊ります。今回は、太鼓と踊りを合わせて、体育館で全体練習を行いました。

 「大きな声を出そう」「姿勢をよくしよう」など、先輩を中心に声を掛け合って練習しました。本番まであと少し、素敵な演奏になるように、JSRのみんなが一丸となって頑張っています!

運動会の短距離走の練習!

 6月10日(土)の在オランダ合同運動会に向けて、各学年で体育の時間に練習を進めています。

 今日は小学5・6年生が、学校横の芝グラウンドで短距離走の練習をしました。5・6年生は100メートルのセパレートコースを走ります。まず始めに、軽くランニングで走ってみると、

「100メートルって意外に長いなぁ。」

「コーナーが難しいね。」

など、実際に走ってみて100メートルの感覚を確かめていました。

 「用意!どんっ!!」

実際にゴールテープを使って走ってみると、本番さながら気合を入れて100メートルを走り切りました。本番まで残りわずかですが、少しでも良い記録を出せるように、これからも競技の練習を続けていきます。

JSRの教育活動の出発点  その1

1年生では「じどうしゃくらべ」という説明文を勉強します。自動車の働きと作りがそれぞれ対応して説明されており、読み取るだけでなく教科書のような文体、構成、形式で書く学習もしていきます。

 中学年からは、「はじめ・中・終わり」の三段階となる文章が説明文では主になってきます。そして、最初の段落で、疑問文による読者への問いかけ(疑問)があります。「~なのでしょうか。」といった文章です。これは読者(読み手)への問いかけであり、この一文のおかげで筆者(物語文の場合は「作者」となります)の読み手に考えてほしいことや、この文章で伝えたいことがよく分かります。また、話題提示という形もあり、筆者の考えや疑問を読み取ることもあります。

 また、結論(考え)を先に書き出す文もあります。その後、その結論に至った理由や過程、説明が入り、最後にもう一度、結論が書かれます。

太鼓「マース河」練習  先輩から後輩へ継承される技術

 文章の構成だけでなく、事実のみが書かれている場合、筆者の意見が織り交ぜられている場合など、高学年に進むにつれ、より高度な内容になってきます。説明文に限らず、文章をより深く理解するために大切にしたいのは、文章を何度も読むことです。音読の宿題がよく出されるのがそのためです。しっかりと文章を理解するためには大切な宿題だと考えがあってのことです。

 国語は同じような学びを繰り返しながら、発達段階に応じて少しずつ高度な内容を勉強し積み上げていきます。スパイラル的な積み上げ方となります。繰り返し音読を毎日聞くのは、大変なことだと思いますが、ご家庭での学習が成長の大きな土台となりますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

 算数も繰り返しの学習ですが、国語のスパイラル型とは違い1年生の学習の上に2年生の学習を積み上げていくピラミット型とイメージしていただ蹴るのではないかと思います。ですから、学んだことをしっかりと理解し、活用できることが大切です。そのためにも毎日の宿題を含む練習は欠かせません。音読と併せて算数の方もしっかりと身に付けさせていきたいです。

小学部3年生 ブカレスト日本人学校との遠隔共同授業

 さて、小学校は2020年度から、中学校では2021年度から新学習指導要領での学習が始まりました。テレビ等で盛んに言われていましたので、今更説明する必要もないかと思います。しかし、現行の学習指導要領について、また、改定の背景にある社会情勢について知っていただくことが、JSRの目指している教育活動を理解していただく、応援していただくことにつながるかと思います。なぜなら本校独自の教育プログラム「ロッテスタイル」と大きくかかわってくるからです。

 今回の改訂で大きく変わった点はいくつかあります。具体的には5・6年生の外国語科や、3・4年生の外国語活動の新設などがその一例です。とはいえ、今までの学習内容が大きく変わったり、音読の宿題がなくなったりするようなことはありません。スマホが身近にあるからと言って辞書のひき方を勉強しなくなるという訳でもありませんし、漢字も練習します。九九もしっかりと覚えられるようにしていきます。説明文も物語文も分数や求積問題も学習しています。

 では、外国語新設以外に何が変わったのか、それは、新学習指導要領改訂にかかわる背景を理解していただくと読み取れるのではないかと思います。また同時に、本校の教育活動の特徴も理解していただくことに繋がっていくかと思います。

 そこで、次回、読み手への問いかけのある説明文(小学校中学年)風に、この背景について紹介したいと思います。

小学部1~4年「彩」  自分たちで教え、確認し合いながらの練習風景

比例さがし

 小学部5年生の算数では、比例の単元の学習を終えました。子どもたちが家の周りで探して作った比例レポートを発表し合い、今日の授業時間には、レポートに書かれていた内容を、実際に自分たちの目で確認しに行きました。

 道中、たくさんの比例を見つけました。子どもたちも、「戻ってくるまでに10個の比例関係を見つける!」と、めあてをもって活動に取り組めていました。例えば・・・

「花の数」と「花びらの数」が比例している。

「建物の窓の数」と「窓についている模様の三角形」が比例している。

教室で学んでいることを、実際の生活の中で再確認できました。

2023年5月24日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : sugiyama