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Thanksgiving Day Lunch

 11月23日は日本では勤労感謝の日、新嘗祭ですが、アメリカでは11月の第4木曜日が感謝祭「サンクスギビングデイ」なんだそうです。

 キャンティーンでは今年もサンクスギビングランチが用意され、おいしくいただきました。

全員揃ってキャンティーンでの昼食は久しぶりとなります。

 メニューは七面鳥とマッシュポテト、それに豆。

 ソースはクランベリーソースとグレイビーソース。例年と変わらずの伝統的な内容でした。

 隣のインターナショナルスクールの生徒によるミニコンサートもあり、良い雰囲気の中での昼食となりました。

 いつものランチにはない、デザートのアイスクリームも例年通り。よそってくれているのはインターナショナルスクールのボランティアのお母さんたちです。

 今年から環境のことを考えて、皿やカトラリーは可能な限り各家庭から持参することとなりました。ご協力いただきありがとうございました。

2023年11月23日 | カテゴリー : 学校行事 | 投稿者 : moronaga

中学部 総合 夢づくり

行事も終わり、中学部では総合の時間に「夢づくり」をテーマに進路について調べ学習を行っています。

夢というと大きくて壮大なものに聞こえます。

「夢は変わるもの」

「早く決めなくてもよい」

色々な声がありますが、中学部では「現時点でどんな道を歩みたいのか」という視点で、学習を進めていきます。

将来の夢をもとに、どんな進路を歩んでいく可能性があるのか具体的にするために、さまざまなホームページや書籍を見ながらまとめていきます。

職場見学で聞いた話や先生たちからの進路情報もここで活用できればと思います。

生徒たちは、職業適性を行ったり、興味のある職業や高校、大学について詳しく調べたりしています。

この学習の最後には、中学卒業後に歩んでいく道が具体的になっているはずです。多様な情報にあふれる世の中で、自分で取捨選択、そして自己決定しながら進んでいくためには、「将来の夢」が必ず必要になってきます。もちろんそれはこれから変わっていくかもしれません。この「夢づくり」の学習を通して、「もっとこういう道を進みたい」「もっと~してみたい」というように思い描くロードマップを拡張させていってほしいと思います。

Welkom bij JSR

 11月15日水曜日、現地校の火の鳥小学校(Public Elementary School De Vuurvogel)の児童が、JSR小学部5・6年生の書写の授業を体験しに来ました。初めに、英語やオランダ語で自己紹介をして、一緒に「日蘭」という言葉を書写しました。JSRの児童は、英語はもちろん身振り手振りを使って、一生懸命、習字道具の使い方や字の書き方を説明することができました。活動中はSmileで接し、相手がやっていることを確認しながらサポートし(Show interest)、作品ができたときは「Good! Great!!」などのComplimentを伝えることができました。JSRの児童のWelcomeの気持ちが、火の鳥小学校の児童にも通じたのか、活動をとても楽しんでくれた様子でした。JSRのWarm Heart(Smile ・Show interest・Compliment・Welcome & Thanks)で満ちた1時間となりました。

2023年11月17日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : ijichi

ちいちゃんのかげおくり

今日は久しぶりに太陽が出ていたので「かげおくり」にチャレンジしました。でも、太陽はすぐに雲に隠れてしまいました。

3年生、国語科の学習で「ちいちゃんのかげおくり」という物語があります。あまん きみこ さん作の物語です。戦時中の物語で、出兵するお父さんと過ごす最後の日に家族でした「かげおくり」から物語が始まります。

お父さんの出兵、空襲、家族とはぐれて「ちいちゃん」一人で過ごす夜、そして・・・

一読すると可哀そうで悲しい物語です。

JSRの3年生はこの「ちいちゃんのかげおくり」の学習を少し前に終えたところです。

説明文はまさしく文章から情報を得て理解するために学習します。言葉の意味、文章の構成と表現の工夫など、読み手に分かりやすく、そして説得力(納得してもらうことができる)のある文章を読み、最終的に説明する文を自分たちで書くことができるのが目標です。

一方、物語文の学習は、言葉や文章から情報を得るだけの学習ではありません。登場人物の心情を叙述に即して読み取っていくことが必要になります。また主人公の視点、その他の登場人物の視点、さらに、読み手としての視点等、色々な視点も持ちながら、心情の変化を読み取ります。物語に関する感想や考えは各自それぞれ自由に持つことができますが、その感想や考えの根拠をしっかりと示すことを大切にしています。

物語文の学習は読んで楽しかった、悲しかったといった感想や想いをただ持つだけにはとどまりません。ものの見方、考え方、理論的な思考を、友達の考えや想いを共有したり比較したりすることで、更に深い読解や理解に繋げていくことができます。独りよがりにならず、色々な意見や考え方、想いからの学びをより豊かにすることを大きな目標にしています。

さて、「ちいちゃんのかげおくり」は、可哀そうで悲しいだけの物語でしょうか。

ユーロポート・低温貯蔵施設見学

 11月16日(木)に、小学部5・6年生が社会科の授業の一環で、校外学習に出かけました。
場所は、ロッテルダムが誇るヨーロッパ最大の貿易港であるユーロポートと、低温貯蔵施設の見学をさせていただきました。

 ユーロポートまでは、バスで1時間くらいかかりました。途中の車内では、たくさん積まれたコンテナや貨物用の線路などが見えました。

 ユーロポートに着いてからは、FutureLandという、ユーロポートの成り立ちについての博物館に行きました。今一番大きな港湾施設は、「Maasvlakte」というところで、大型のコンテナ船が入れるようにするために16.4mも掘って作られたということや、堀ったときに出てきた土や石を使って、埋め立てて港湾施設を作ったこと等を学びました。

 また、コンテナ船やコンテナの積み下ろしが近くで見えるところまで連れて行っていただき、その大きさ間近で感じることができました。

 次に、低温貯蔵施設の見学に行きました。本校でもお世話になっている日本企業の倉庫で、先日も小学部1〜4年生が社会見学で案内をしていただきました。
 今回の5・6年生の見学では、ユーロポートの歴史や、食物等が輸入される時に検疫が必要な理由などについても詳しく教えていただきました。

 5年生の社会科では、「わたしたちの生活と食料生産」の学習で、食料自給率や食の安全についての学習を行います。ここに貯蔵されている肉や魚も、検疫を受けて検査に合格したものが出荷されることや、検査に問題があった時には赤いラベルが貼られ、他のものと混ざらないようにしていることなどを実際に見て学ぶことができました。

2023年11月17日 | カテゴリー : 小学部 | 投稿者 : koyama