お昼休みのできごと

 9月7日(水)のお昼休みに、いつも通り、子供たちと一緒にプレイグラウンドにいたときのこと。

 思い思いに自分のやりたい遊びを、いろいろな場所で繰り広げる子供たちの中で、ある小学校2年生の男の子が「ドロケイやろうよ」と言い始めました。普段だったら「こっちをやりたいから」と素っ気なく対応してしまう子もいたり、「いいよ」とは言ったものの、人数が集まらなければそのままフェードアウトしていく子がいたりと、中々上手くいかないこともしばしば。そんな中、

 その子はブランコの方へ行き、声を掛け。ジャングルジムへ行き、声を掛け。ぐるぐると動き回り、2分後には小学1年生~中学2年生まで全員が集まる大きな遊びの流れが出来ました。

 そしてその後みんなが一緒に「ドロケイ」をする姿。JSRの子供たちのもつ一体感が形になった瞬間だなあと驚きました。

 そして何よりも、みんなに声を掛け始めた子がいたから、この遊びが始まったことに気付いていた私は、とても興奮していました。その子がいなかったら、生まれなかった機会。この「行動し始めたことの良さ」が伝わるように、興奮を胸に秘めながら、担任の先生にこっそりとこの出来事についてお話しました。

 「みんなで」と思いながら過ごすことができる時間は、ちょっとだけ幸せな時間だなと感じました。

社会科見学から無事帰って来ました

本日午後14時45分頃、無事に1~4年生が帰校しました。

当初の計画よりも1週間延期した実施となりましたが、保護者の皆様の御理解と御協力をいただき、全員で無事に帰ってこられたことに感謝をしております。

社会科見学ということで、1・2年生は生活科と、3・4年生は社会科との関連を図りながら、それぞれ「個人のめあて」「グループのめあて」を決めて、マドローダムへ行ってきました。

あいにくの天気にはなりましたが、参加した子供たち全員が今回の「個人のめあて」を達成できたとふり返っていたことが、社会科見学を延期しながらも、やはり行って良かったと感じる場面となりました。さらに「グループのめあて」を各チームのリーダーが何度も確認をし、そのめあてが達成できるよう声を掛け合いながら取り組みました。その姿に、これまでの遠足やヒルデガルド校との交流など、共に活動する中で確実に成長している子供たちの力を見ることができました。

解散式では、各チームのリーダーからも「めあてを達成することができた」とのふり返りがありました。それぞれリーダーに立候補し、最後まで責任感のある仕事ぶりが素晴らしかったです。

祖国オランダのために生きたジョージ・マドローの碑