ハーリング レッスン

 現地理解教育の一環で毎年行っている「ハーリング レッスン」を7月4日に3・4・5年生、5日に1・2・中学部で行いました。ハーリング好きの児童生徒にとっては待ちに待った日でした。

 この日のために外国語(英会話)の授業の中で、オランダ語レッスンを行い、ハーリングの注文の仕方を学んできました。

 当日朝は学校に来るなり、「ハーリング代(各自、家から代金を持たせてもらっています)を忘れました・・・。」としょんぼりする子、「僕は明日だよね。今日じゃないよね。」と確認する子等々。遠足や修学旅行とはまた違った緊張&興奮状態でした。

 もちろん注文は一人ずつ。お店のおじさんは「オランダ語でないと売ってはくれないらしい!」との触れ込みで、子どもたちはお経のように何度もオランダ語を唱えたり、先生に聞いて練習したり・・・。

 店のおじさん、実は日本語の「ニシン」「玉ねぎ」「持ち帰り」の3つは理解できるという噂もありますが、定かではありません(興味のある方は、ぜひ行って確かめてください)。

 食べ方はもちろんオランダ流。

①まず、玉ねぎをハーリングにまとわせる。

②上を向いて大きな口を開ける(その時の足は肩幅に開いても開かなくてもよし)。

③ハーリングの尾っぽを持って、頭の方からがぶり。

 

 今年のハーリングは特に脂ものっていて美味しいようです。

 美術の実技テスト!

 夏休み前の学習のふり返りとして、中学部美術科では実技テストをしてみました。テストと言っても、出来栄えを見るのではなく、絵を描いていく過程を大切にして見ています。「どんなところから線を引くのか。」「立体感を出すためにどんな工夫をしたのか。」美術の学習の中で「ものを見る目」を育てていきたいと考えています。

 「あれ缶ジュースのタブってどんな形だっけ?」という1人のつぶやきから、「指をひっかけるところがあって。」「缶とくっついている部分はかなり小さいはず。」とみんなでタブの話をしていました。私たちの身の周りの物に様々なデザインが生かされていることに気付く、良い機会になりました。

修学旅行!

 6月29日〜7月1日までの3日間、小学部5年生と中学部は、修学旅行に行ってきました。
行き先は、マーストリヒト、ティルブルグ方面です。この日のために、事前学習で町探検の計画を立てたり、調べ学習をすすめたりしてきました。

 1日目はオランダ最古の都市マーストリヒトの町探検と、聖ピーター要塞の見学ツアーに参加しました。マーストリヒトの町は、世界一美しい本屋に選ばれた「ドミニカネン書店」や、13世紀に建設されたオランダで最も古い橋「聖セルファース橋」など、見所がたくさんありました。

班ごとにマーストリヒトの街を散策しています。
途中でアイス屋さんを発見して、みんなで食べました!
赤色に塗られた「聖ヤン教会」の前で。その昔は牛の血で赤く染めていたそうです!

街探検の後は、全員で聖ピーター要塞を見学しました。
ガイドさんから、この要塞が立てられた理由や、武器の工夫などについて教えていただきました。
英語でのガイドでしたが、みんなとても興味を持って説明に耳を傾けていました。


2日目は今年開園70周年を迎えたテーマパーク「エフテリング」へ行きました。
エフテリングの中では、絶叫アトラクションを楽しむグループや、ほどほどに楽しむグループに分かれて、どのアトラクションを回るか計画を立てて行きました。
日本国内とは違い、オランダでの生活の中では、なかなか友達同士だけで遊びに行く機会を持つことができませんが、
今回、友達と一緒に楽しんでたくさんの思い出を作る機会になりました。

エフテリング名物の首ながおじさんの前で。
バイキングに乗りました。とても高くまで上がってびっくりしました。
2グループが合流して、ジェットコースターに乗りました。


3日目は、ベネルクス地方最大のサファリパーク「ベークセベルゲン」へ行きました。
さまざまな動物の生活を間近で見ることができ、とても迫力がありました。

より自然に近い動物の生活を見ることができました。
キリンの前で記念撮影です。

また、自分で荷物整理をしたり、みんなで決めたルールを守って生活するなど、
普段の学校生活の中とはまた違った経験をすることができました。
とても充実した3日間になりました!

工事中

保護者の皆様はご存知の通り、本校正面は現在工事中です。お隣のNAISRの話では、キャンティーンをカフェ風にするのだそうです。夏休み明けには工事も終わることと思いますが、それまでの間は正面のゲートはくぐれても、玄関まではたどり着けません。JSRに用がある場合は、面倒ですがお電話下さい。すぐに裏側ゲートを開けます。

不便をおかけしますがよろしくお願いします。