

中学2年生は「構成や展開を工夫して書こう」単元の学習で、物語を作っています。
「普通に物語を書いてもおもしろくない!」ということで、書き出し小説に取り組むことにしました。
書出し小説とは、天久聖一さんという方が提唱されている、物語の書き出し部分のみが書かれた小説です。書き出しを見て、読者が自由に物語の続きを想像できるのが、この書き出し小説の醍醐味です。
今日は試しに、いくつか書き出し小説を考えてみました。「100の心臓をもつ君へ。いつ、ぼくのものだった心臓を使ってくれますか。」「キミ。いつもトイレにいるね。」「入れ歯がとれた…それは世界の希望だった。」などなど。どれもインパクトのある書き出しばかりで、盛り上がる生徒たち。
今後、どの書き出し小説がおもしろいか選考し、続きを書いて物語を完成させる予定です。